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100万回死んでも生き返りますが、何か?  作者: らぐな。
断章「魔界にinしたお!」
115/123

魔界の掟


今回仕込み故かなり短いです…


-レナ視点-


俺は玄爺さんの助けを借りて、なんとかあの魑魅魍魎の軍団から逃れることが出来た。


 「…まったく、こんなところに一人で乗り込んでくるとは…無謀の無謀、そのまた無謀じゃぞ。」

 「そうみたいっすね…覚悟はしてきたはずなんですが、まさかあそこまで酷いとは…」

 「わざわざ乗り込むということは…。おぬしも甦りたいとかぬかすのではなかろうな?この間もそんな馬鹿なことをぬかしおった輩がおっての…ちょうどおぬしに似ている輩じゃった。」

 「前例があるんですね。なら俺もその前例に(なら)います。」


すると、玄爺さんがいきなり怒鳴り始めた。


 「馬鹿を言うでないぞ!最近の人間は『恐怖』を知らんのか!?あの化け物と言い、この間の(せがれ)と言い、おぬしと言い!いい加減にせんとあの『神』が怒り狂うぞ!そうなったら終いじゃ!此処も、幻想郷も!」

 「どういうことで?」

 「この世界はたった一人の神によって成り立っておる!神綺…彼の者がその気になれば、世界の一つや二つくらいなんでもないわ!寧ろ今まで怒り狂わなかった方が不思議じゃった!今おぬしがやっていることはそういうことなんじゃぞ!?」

 「…なら急がないといけませんね。幻想郷が危ないとなれば、早めに手を打たなくては…」

 「…全く、人間の言う事はいつも同じじゃな。儂がそう言えば、おぬしらは早く動こうとする…」

 「そう呆れているふりをして、本当は心配なんでしょう?だから俺にも付いてきた…違います?」

 「うるさいわ!老体は大切にせい!!」

…わかりやすいな、このカメ。

 「とにかく神綺に会いたいんだな!?ならば儂に乗れ、ひとっとびで向こうに…!」

そう玄爺さんが言うので、お言葉に甘えて甲羅に飛び乗ろうとした、その時。


 「待ちなさい!」


目の前に立ちふさがる、一人の少女。


子どもだ、それにまるでマーチの先頭に立って棒を振り回しそうな感じだ。

…というより、まるでではなくまさにそれだ。


 「お前が侵入者だな!あなたくらい、ぴゅっぴゅっぴゅーのぴゅーよ!」


…言いたいことがよく解らないが、チルノと似た感じがする。

つまり相手にとって、俺は雑魚、と。


 「なら本当にぴゅっぴゅっぴゅーのぴゅーに出来るか…」

俺は奴に接近!

 「試してみろ!!」

すかさず霊掌を相手にぶつけようとする。

 「そんなの当たらないんだから!」

少し舐めていたようだ、流石に加減しているとかわされるか。


 「これでも食らえ!」

カウンターと言わんばかりに棒が俺に振り下ろされる。

 「にゃろっ!」

俺はその棒を掴もうと手を伸ばす。


いや、伸ばしたはずだった。


 「ぐっ!!」


棒を掴めずじまい、そしてその棒は俺の頭に直撃した。


 「あ、当たった?なんだかよく解らないけどちゃーんす!」


これを好機と見たのか、相手は俺を滅多打ちに殴る。

…おかしい、どう考えてもおかしい。

なんでだ、なんで俺はまともに防御が出来ない?


 「おぬし…まさか!」

食らっている内にわかった、なぜだか俺にはこの世界の『距離感』がわからない。

ちゃんと目は見えている、なのに距離感だけが掴めない。

 「おぬし、まともに瘴気に触れた事がないのか!?」

瘴気?なんだそれ?俺は正気のはずだ。

 「化け物巫女に封印されかかったけど、千載一遇の汚名返上チャンス!私オレンジがついに人間を…!!」


くっ、次でかいの食らったらまずいぞ、俺!

が、距離感は最後まで味方をしてくれなかった。

紫も言ってたな、「五感が潰された人間はダメだ」って。


 「倒す!!」


最後に感じたのは、右の頬が沈むような感触と痛みだった。


次回予告。

レナの身に起きた異常!

はたして彼は…!?


というわけで次回

「異常な世界の異常事態」

お楽しみに!

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