【R15版】霊媒師の男が霊の願いを叶える話
【R15版】霊媒師が霊の願いを叶える話
身体が動かない、これって金縛りってやつか。
「貴方のせいで願いが叶わなかったんだから貴方が叶えなさいよ」
この女先日祓った霊じゃないか
やはり声が出ないか
「うーん、喋らないのはカカシみたいで面白くないわね」
ヒュロロン
「はい、これで喋れるわよ」
「お前の願いってなんなんだ」
「そんなの決まってるでしょ!! …………よ」
「もっとはっきり言ってくれ」
「しょ、処女を捨てることよ!!」
「……それでいろんなやつに金縛りをしてたってことか」
「そうよ、悪い!! そうでもしないと私なんかのブスと誰もしてくれないのよ」
「お前がブスとか何の冗談を言ってるんだ? お前は可愛いだろ、俺の出会った中で一番だぞ」
「そんな嘘に騙されないんだから」
「だったら心の中でも読めばいいだろ、お前の特技だろ」
「……それは、嫌だ。貴方が私のことをブスって思ってることぐらい分かってる」
「ちゃんと心を読んでくれ俺はさとりのことを世界で一番可愛いと思ってんだぞ。だから腕だけでも動かせるようにしてくれないか」
「罠なんでしょ……まあ乗ってやるわよ」
プシュゥゥゥゥ、ボンッ
「ほほほほ本気なの貴方!? そこまで言うなら全身……でも怖いから腕だけ動かせるようにしてあげる」
「ありがとう」
さてやるか
俺はさとりの願いを最高の形で叶えるために我が家に伝わる霊の感度を百倍にする卑術を使った。
三十秒後
「これで成功だ」
俺の上に乗っているさとりに腕を伸ばし俺はさとりを抱きしめた。
「ミャッ!?」
プシャ
抱きしめた瞬間さとりは潮を吹きながらピクピクと小刻みに揺れ始めた。
「さとりお前は世界で一番可愛いんだもっと自信を持て」
俺はさとりを撫でながら耳元でささやいた。
「…………っ!?」
さとりのやつ気絶したのか、だったらもういいか。
パチン
これで卑術は解けたしもう一回祓うか。
「…………やめだやめだ」
こんな可愛い姿で俺の上で眠ってるやつを祓うのは。
三時間後
「おはようさとり、ぐっすりだったぞ」
「貴方にはそう見えてたんだバカじゃないの?(あんなにとろけそうな言葉を聞かされ続けて眠れるわけないでしょ)」
「それで願いの件はどうするんださとり」
「そっそそそそそれはまた今度で……お願いしましゅ」
「ふっはははは本当に可愛いな。……なあさとり一度は祓って本当にすまなかった」
「もういいのよ、貴方だって仕事だったんでしょ」
ドドドドドンドンドンドン
「何事なの!?」
「まあ焦るな。近所の子供だ」
ガチャ
「カズキ兄を助けて!!」
カズキというのはこの地域のガキ大将であり、俺の弟子でもある。
「何があったトシヤ」
トシヤから何があったのか聞き終えた俺はすぐさま走った。
なぜならカズキが霊から子供たちを守るために大怪我をしたと聞いてしまったからだ。
「そのカズキって子廃病院の中にいるらしいわよ」
「ありがとうさとり」
十分後
「カズ兄、私たちのことはもういいから逃げて!!」
ポタ……ポタポタ
「はぁ、はぁ、俺は隊長だぞ部下を置いて逃げられるか」
「今はそんなごっこよりカズ兄の命だろ!!」
「……ほんとバカだなこのガキ、役立たず共は置いて逃げれば死なずに済んだってのに」
「こいつらは役立たずじゃねぇ!! こいつらが俺に力をくれるんだ。その"役立たず"の力でお前は今になっても俺を殺せてないだろうが!!」
「はぁ、本当にうぜぇなぁだったら今すぐ殺してやるよ!!」
ブシュ
「「カズ兄ぃぃぃぃ!!」」
「間に合ってよかった。よく頑張ったなカズキお前は自慢の弟子だ、後は俺に任せろ。……総隊長命令だ、お前ら隊長のカズキを連れて今すぐ逃げろ!!」
「「……了解しました総隊長!!」」
「師匠……よかっ……た」
バタン
子供たちがカズキを連れて逃げたのを確認した。
「私も子供たちを傷つけたあの霊を祓うのを手伝います!!」
「感謝するさとり!!」
キラン
「あの霊の弱点は言葉責めです」
「それを知ることが出来れば充分だ」
俺とさとりは二人がかりで言葉責めをしながら霊体を攻撃した。
七分後
「テメェらそんな卑怯な手を使いやがって良心は痛まねえのか!!」
「子供たちを傷つけたお前が言うな!!」
俺は止めをさすために構えるとやつは断末魔を上げた。
「やめろ、やめてくれぇぇぇぇ!!」
「お前はやめろと言われてやめてないだろ、この外道が!!」
ズドン!!
やつを祓った俺とさとりはカズキたちの怪我を治し家まで送り届けた。
「さてさとり願いはどうする? 卑術を使いたくないなら使わないぞ」
「…………今夜お願いしてもいい?」
そして願いを叶えたさとりはと言うと
「ねえねえ今日はこれ食べたい!!」
屋敷で俺と同居している。
「良いぞ、他にも願いがあるなら叶えるぞさとり」
「それなら肉体が欲しい。その方が貴方ともっと…………なんでもない」
「本当に可愛いなさとりは」
ポンポン
「ミャッ!?」
プシャ
「まさか癖がついたのか」
「貴方のせいでね」
おしまい
見つけて読んでいただきありがとうございます!!
過激にしすぎないように気をつけて書きました




