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空白の魔法  作者: 片岡 武路
一章
29/31

第二十八話 壁の向こうへ 二

 で、どうする? ヴェーグとの距離は数メートル、武器はお互いにナイフ、体格の差は圧倒的。そして重要なのは奴が魔法使いであると仮定して、その魔法が空白の魔法であるのかどうかということ。

 さっきの質問には答えてくれなかったから、なんとも断言はできない。だがもし空白の魔法であるならば、それは他の魔法を警戒しなくて良いということを意味する。


「そうか。……こういうのは得意ではないが、君は消させてもらおう」


 ヴェーグが手元でナイフを回し、黒いローブをはためかせてかけてくる。軌道は一直線、足は速い。だが反応できない速度ではない。

 巻き上がる土埃を遮断し目を閉じた。開けばヴェーグの側面が見える。距離は数メートル、奴が走り出す前のものを保つ。


「いいんですか? そんなことしたら、私を狙う人達の恨みを買うかもしれませんよ?」


 足場を確かめるように土をねじりながら、明後日の方向へ走る男に言う。できるだけ声の震えを抑え、多少の余裕があるように見せかける。もう失態を見せている以上効果は期待できないが、やらないよりはマシだ。

 ヴェーグはゆっくりと足を止め、顔をこちらに向けた。


「言ったろう。私はあいつらのことなどどうでもいいんだ」

「あなたが狙われることになっても?」


 奴らがそこまでの熱意で俺を追っているのかはわからない。だが、可能性のない話ではない。


「この魔法があれば、負けることはない」


 ローブの襟を整えながら、奴は真っ直ぐに言った。とりあえずさっきの見えない壁が魔法であることは確実のようだ。

 それはいい。だが問題なのはやはり、こいつをどのように制圧するのかということ。そもそも殺せるのかはわからないが、本心を言えば殺したくはない。奴の動きを封じるのが最高の結末だ。だけど俺にはそんな器用なことはできる気がしないし、方法も思いつかない。魔法で懐に飛び込み、ナイフで首を掻っ切る。殺す方法ならばいくらか思いつくのに。


「ノーラ、出てこい! お前が戦う必要はないだろ!」


 思考を横切るように、コニーさんの声が聞こえた。警戒を怠らぬようにちらりと見れば、彼は見えない壁を両手で叩きながら叫んでいる。

 それを見て、場違いながらもありがとうと思った。俺を心配してあそこまでの顔をしてくれていることがどこか嬉しかったのだ。だけどその言葉に従うことはできない。


「外野がうるさいな」


 ヴェーグが再び指を鳴らす。そうしたら、コニーさんと俺を隔てる見えない壁が乳褐色に濁り始めた。外の景色は見えなくなり、音も聞こえなくなる。俺とヴェーグ、エディと少年、そして残り二つの袋にいるであろう少年達だけが、ドーム状の壁の内に取り残される。

 完全なる隔離だ。お膳立てされた舞台とも言えるかもしれない。真っ平御免ではあるが。


「面白い魔法ですね」


 強がりで声をかける。本当は酷く恐ろしい。真夜中のように静まりかえった空間が、心臓を鷲掴みにしてくるのだ。一向に返事を返さず、こちらをじっと見つめてくる男も気味が悪い。

 一度壁の外に出るか? 選択肢が頭に浮かぶけれど、それをして何がどうなるというわけでもない。生贄は救えないし、覚悟は更にぶれていく。


「どういう魔法なんですか? ぜひ教えて――」


 緊張が饒舌を生み、口にする言葉が反応を鈍らせる。ヴェーグは走り出さなかった。代わりに奴は、手にしたナイフを投げたのだ。

 まずい。だけど咄嗟の判断に使えるほど、魔法は俺の精神に根付いてはいなかった。詰まった息で足を動かし、無様にも横に飛ぶ。小石を擦る膝、土をえぐる爪、痛い。でも避けたのだ。飛来する凶器はかわした。

 自らのナイフを握り直し、急いで立ち上がる。次の行動を急いで組み立てろ。無意識の反応ではなく、しっかりとした作戦を立てて……。そこまで考えて目を見開く。離れていたはずのヴェーグがすぐ側にまで迫っていたのだ。投げナイフは囮、奴の手には既に新たなナイフが握られていて、そしてとっくのとうに攻撃態勢に入っている。

 思わず瞑ってしまった目。辺りには金属音が響く。

両手に迫り来る衝撃と、それを推し進めてくる威圧感に目を開ける。俺はナイフを辛うじて受け止めていた。首を切るようにやってきた横切りを、両手に握るナイフで止めたのだ。しかし力の差は圧倒的、大人と子供。

 すぐに目を閉じ、ヴェーグの背後に移動してできる限りの距離を取る。目を開ければ、奴はこちらを見ていた。相も変わらず黙りこくり、ドームの壁に寄り掛かる俺を見てくる。


「生贄は少年でなくてはならない」


 そして次の瞬間、偶然の生を抱き寄せる俺にそう言った。


「エディの生贄に少女は必要ない。つまり私が君を殺す理由は希薄だ。君の度胸を認めよう」


 淡々と紡がれるのは一種の希望の言葉だった。俺を殺すことを止めてくれる、そんな内容だったからだ。しかしその中には、生贄といった残酷な単語が隠す気もなく飾られている。


「べ、別にあなたに認めてもらいたくないですけどね」

「これ以上の邪魔はするな。吸血鬼の誕生をそこで見ていろ」


 磔の少年、吸血鬼の復活、生贄。登場した数々の言葉を加味すれば、彼の目的も想像に難いというほどでもない。そして今、男は会話に応じてくれている。


「その素晴らしい目的、偉大な目的を詳しくお聞きしても?」


 もはやどうとでもなれと考えたのかもしれない。もしくは目的だけでも聞いておきたいという知的な好奇心なのだろうか。自分でもよくわからない感情で、意に反した馬鹿にする言葉を投げる。

 怒るだろうか? そんな風に後悔してももう遅い。だけど男は表情一つ変えず、縛られて横たわる少年に歩み寄る。ナイフを腰元に納め、どうやら今すぐに殺す気はないらしい。


「そこにいるエディは吸血鬼だ」


 語りは始まった。油断は禁物だが、多少の時間は稼げる。


「大吸血鬼に血を吸われ、吸血鬼にされた。しかし、その後いつまでたっても目覚めない」


 大体の筋は見えてきた。そして大吸血鬼という言葉は吸血鬼の口からも聞いたものだ。新たな吸血鬼を作り出せるという話までは教わっていないが、ミレアスさんの劇を思い出せば納得はできる。


「吸血鬼には血が必要だ。眠った息子を起こすには、本人に近い姿の生贄が必要なんだ」

「つまり、あなたはお子さんを蘇らせたいと?」


 男は言葉を返さない。だがそういうことだ。

 吸血鬼がこの洞窟に別の吸血鬼はいないと言っていたこと、さらにはもはや死人にしか見えないエディ。引っかかる要素はあるものの、もし事実だとすれば同情に値する話なのかもしれない。しかしそれでも、関係のない無抵抗の子供を生贄にする理由にはならない。

 ゆっくりと深呼吸をして目を閉じる。壁に預けた背中を離し、しっかりと自分の足で立つ。ローブの胸元を引っ張って熱を逃がし、前髪を払って背を伸ばす。


「まだ邪魔をするのか?」


 悪人だから殺していいというわけではない。だけど、俺の行動次第で三人の命が救われるかもしれない。男を殺す後悔と三人を救わなかった後悔、どちらが後を引くのかは明白だった。


「はい」


 殺す気で行く。

 目を開けてすぐに、ヴェーグの首元へナイフを滑らせる。躊躇はある。だけど軌道に迷いはない。刃が薄く肉へと食い込んでいく。しかしその途中、奴は身体を逸らした。

 反撃を恐れ一度身を引く。もう一度壁際に移動して攻撃の出来を見る。ヴェーグは自らの首を抑え悶えていた。しかしその手の隙間から血が溢れるということもない。傷は浅い、まだだめだ。


「そうか、それが答えか」


 高まる感情で男の声を聞く。頭は熱くなり身体は冷え、喜びと勘違いしてしまいそうな拍動が全身を支配する。胸はむかむかとして気持ちが悪い。そして頭の中では、あの鳥人間との戦いがフラッシュバックしている。そこから蘇る感触がナイフを握る手に伝わり、首を撫でた感覚と混ざり合った。

 視線を上げれば、ヴェーグがゆっくりと首から手を離す。薄っすらとついた赤い傷は、引っかき傷とも大差ない。思っていたよりも遥かに浅い攻撃だった。だけどきっと、もう見逃してはくれないんだろうな。

 どこか傍観者染みた視界の中、奴が走り寄ってくる。同じ攻撃だ。懐に飛び込むワンパターンのそれを待つ必要はない。

 目を閉じて、開く。想像したのはヴェーグの右側面に迫る自分だ。すぐにナイフの切っ先を持ち上げて、飛びかかるように首を突く。だけどあの嫌な感触はやってこない。代わりに感じるのは鉄を刺したような硬い感覚だ。


「ノーラ!」


 遮られていたはずのコニーさんの声が聞こえた。持続する緊張状態がもたらした幻聴か? そんな風に冗談めかして考えるが、今はそんなことよりも目の前の状況だ。

 首に突き刺さる直前で、俺のナイフは動きを止めていた。まるで空中に固定されたかのように磔にされ、絞り出す力が伝わらない。目線を上げればヴェーグがこちらを見ていた。真っ黒な眼光を受けて今度は俺が磔にされる。

 なぜナイフは止められた? そしてそれ以前になぜ、こいつは俺が攻撃をしてくる方向がわかった? そうだ。正面から仕掛けたが故に気にしていなかったが、さっき引っかき傷を与えた時だって直ぐに身体を逸らされた。

 瞬時に頭が回転を始めたところで答えはわからない。だけどわかることは、攻撃が失敗したこと。そして直ぐに逃げなければ逆に相手の攻撃を食らうということ。まぶたを下ろして離脱を図る。


「遅い」


 頭に景色が出来上がるよりも先に、腹部に強烈な衝撃がやってきた。閉じていた口が勝手に開き、出すつもりのない苦悶の声が漏れる。無理矢理に取り戻した視界は揺さぶられ、気付いた時には岩の天井を見つめていた。

 何が起きた? 混乱に染まる頭で痛む腹を抑える。液体の感触はないから、きっと刺されたわけではないのだろう。ゆっくりと身体を起こして見れば、白いローブの腹に大きな靴跡ができていた。そうか、蹴られたんだ。……良かった。

 変な安心感を抱いた途端、力が抜けて倒れ込む。熱く痛む腹を抱え、俺は地面に胃液混じりの唾を吐いた。

 鼓膜にはこもったコニーさんの声が聞こえてくる。案の定俺の名前を呼んでいて、どんどんと壁を叩いている。しかしその音の向こうから、凛と澄んだ別の声が聞こえた。


「ノーラちゃん。あの条件、なしにしてもいいよ」


 吸血鬼だ。涙に滲む視界で声のした方を見る。乳褐色に染まっていたドームは再び透明に戻っていて、その向こうで彼女がこちらを見ていた。もう逃げてもいいぞと、そう言ってくれているのだろうか。だけど表情は氷のように冷たくて、言葉とは不釣り合いだ。

 さて、どうしようか。上を向いて重い息を吐き出せば、唐突に視界が動いた。


「……わ、私を、消すって言いませんでしたか?」


 胸ぐらを掴まれて無理矢理に立たされる。眼前にはヴェーグがいて、鋭い目で無様な俺を睨んでいる。だから精一杯に砥いだ視線で率直な疑問を投げかけた。最後の抵抗のつもりだった。


「ああ、消すさ。エディの目覚めの食事としてな」


 男が腕を振るえば俺は成す術もなく投げ出され、右肩から土の地面に落下する。強烈な敗北感が充満し、首を絞めるような息苦しさをもたらす。情けない、実に情けない。口に入った砂埃を吐き出してから、冷たい地面に頬を当てた。

 何をやってるんだろう。そんな言葉が頭の中に強く浮かんで、状況に似つかわしくない笑みが口角を持ち上げる。男が土を踏む音が聞こえ、閉じたまぶた越しに奴が生贄の元に向かっていることを知る。

 急がなければという気持ちが確かに湧き上がった。だけどそれと同時に、なぜ俺がここまでしなくてはならないのかという怒りに似た疑問が胸を焼く。そうしてただれた頭に残るのは、逃げるという選択肢だ。

 ほら見ろ、俺はこういう奴なんだ。今度は形ではなく声として、小さな笑みがこぼれる。一度した覚悟だってちょっとした苦痛で簡単に揺らぎ、立てた目標へ進まずに家で寝ているような奴なんだ。


「何を笑っている?」


 ヴェーグの足が止まり、声がする。だけどそんなことは無視して思考の渦に潜り込む。

 この壁から外に出て、今すぐコニーさん達と洞窟の外を目指せばいいのかもしれない。吸血鬼と生贄の子供達は置いていくことになるが、俺の苦痛は終わり、頑張る必要もなくなる。そうだ、そうしよう。そこまで考えて、ふと頬に涙が伝った。俺自身が内側から胸を締め付けてくる、そんな感覚だった。

 ゆっくりと立ち上がる。腹は痛むが、それでもまだ動ける。


「……お、お気になさらず」


 表面の思考とは違う動きだった。だけど今度は無意識ではなく、自らの奥底にある選択だ。今自分が本当にしなくてはならないと思っていることだ。外見が変わってしまった今、そこにまで目を背ければいよいよ俺が俺でなくなってしまう。

 ……さあ、くだらない感情論の決着はついたことにしよう。あとはどう勝つかだ。

 目元を拭って途絶えた視界。その向こうからヴェーグが走り寄る。どうやら作戦を立てる時間も与えてくれないらしい。ならば危険を覚悟で試す他ない。高鳴る心臓を押さえつけ、素早く目を閉じる。

 浮き上がる身体を包む冷たい風。目を開けば男の背中がそこにある。重力で増す勢いのまま、太い首へと刃先を下ろす。しかし僅かながらに予想していた通り、やってくる感触はまたも硬かった。作られた壁の向こう、作った張本人が鋭い眼光を乗せて顔を向ける。

 瞬時に魔法で距離をとる。幸いなことに攻撃は受けていない。だから今のうちといった具合に頭を回転させた。冷や汗に濡れた情報をかき集めて、鼻血が出そうなほどの熱量で必死に考える。

 魔法はバリアのようなものだ。そして恐らく今、奴は三つの障壁を展開している。吸血鬼を囲うものに俺とヴェーグを囲う大きなもの、最後は彼自身を守るものだろう。だけど俺が一度攻撃をかろうじて成功させたことを顧みるに、三つ目のバリアは常に発動していられるわけではない。ならなぜ、奴はあの時魔法を使わなかった? 唐突な攻撃だった、それもあるだろう。けれど考えられる要因としては――。

 洞窟を見つけた時の、アーシュさんを思い出す。そしてコニーさん達と俺を隔てる壁にちらりと目をやれば、男がこちらを向いて動き出す。だからすぐに目を閉じる。そして。


「良いこと思いつきましたよ」


 そう口にした。場所はヴェーグの息子、エディの傍だ。


「もう蘇ることもできないくらいにすれば、生贄なんて必要ないですよね?」


 酷く悪役染みた発言だと思いながら、心の中で謝罪を浮かべる。そして手にしたナイフの切っ先をエディへと向けた。ゆっくりと、怒りを煽るように下ろす。


「やめろっ!」


 ヴェーグの叫び声がこだました。そうすれば手元に硬い感触がやってきて、エディとナイフを分かつ。魔法だ。これだ、これを待っていた。


「俺の息子に指一本――」


 身体はすぐに移動した。ヴェーグの背後に浮かび、首の横を掻き切って地面へと降りる。無様に這いつくばって距離を置き、気味の悪い感触を確かめた。そして思い知る。バリアは無く、俺は肉を断ったのだと。

 息子を案ずる父の言葉が、痛みに悶える叫びへ変わる。下げたナイフに目をやれば、赤い血の中で地面に伏す男が見えた。殺したんだ。だけど、終わった。

 土の地面に座り込み、俯く。ピンチをくぐり抜けた安堵感と、生贄の命を救ったというどこか誇らしい気持ちが身体を包む。けれどその二つを内側から壊すように、右手が震えていることに気付いた。理由は簡単、初めての体験だったからだ。

 少しだけ顔を上げ、垂れた前髪の隙間からヴェーグを見る。もはや立ち上がることのできないそいつは地面へと突っ伏していて、僅かに身体を動かすのみ。漏れ出るうめき声が広がる血だまり、それを磔のエディが見下ろしている。

 目を背けたくなる光景だったけれど、俺はじっと見つめていた。まるで何かに引き寄せられるかのようだった。しかしやがてヴェーグが本当に動かなくなった頃、肩に感じた温もりによって意識は引き戻される。


「ノーラ、大丈夫か」


 慌てつつも優しく、コニーさんが言った。そうか、奴が死んで魔法も解けたのだ。振り向くこともせずに頷けば、彼は俺の前に回り込み、顔を覗き込んでくる。

 突き合せる顔と顔、至近距離。伏せようとした視線を止めて、目の前に広がる瞳の奥を覗く。優しげな眼差しと悲しそうに下がった眉を見る。どうにも泣き出したくなる気分だった。だけど震える心臓を縛り上げ、重い口を開く。


「大丈夫です。それよりあの子達を――」


 そこまで言って俺は口を噤んだ。コニーさんに包み込むように抱きしめられたのだ。驚きが頭を支配して、何でおじさんに抱きしめられねばならんのかと考えたかもしれない。けれどそれ以上に、押さえつけていた感情が溶け出していくのを感じていた。

 気付けば涙が溢れ出す。それから少しの間、僅かに声を抑えるのが精一杯だった。

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