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喧嘩
「どうにかならないんですか!?」
「いや私の知る限り適正属性を見つける他無いね。こればかりはどうにも出来ないかな。」
「し、ししょおオオオオオオオオオオオオォ!!!」
「・・・ピンチなのは君の方だし、私は暁に死す訳じゃないから。落ち着いて。」
「落ち着いてられるかぁ!他人事だと思って適当な事言って!仮にも師匠なのに!」
「仮にもって何よ!私が居なきゃあんたは・・・」
「それはそれ、これはこれだ!」
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「「はぁ、はぁ・・・。」」
結局お互い息が切れるまで喧嘩した。
「もう外暗いですよ・・・。」
「誰が喚いたせいだと・・・。」
冷静になってみたらなんか申し訳なくなって来た。謝らんけど。
師匠改め詐欺師は立ち上がってこう言った。
「そんなに興味があるなら魔物と魔法、見せてあげよっか?」
僕は勢いよく立ち上がって、頭を下げた。
「ありがとうございます!詐欺師改め師匠に一生ついていきます!」
「今何つった!?」
喧嘩はもう少し続いた。




