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43話:泉堂と宮入が下村を迎えに

 まだ時間が、あるから水の科学館へ歩いて入った。巨大な施設で入ってみたいと言うので、入ると、子供の見学する施設で、あまり見るべきところがなく10分で出てきた。それでも14時半を過ぎていた。


 有明病院へ歩いて行こうかと言うと泉堂さんが疲れたと言った。そこで、タクシーで病院まで行くと15時になっていた。次に、病院内のカフェに入って、珈琲とケーキセットを食べて、一休みした。建物は、巨大で、近くに見えても歩くと遠い。


 うまく、だまされたと笑いながら、泉堂さんが、言った。しばらくして16時前、入り口近くの待合室のソファーで待った。数分後、お待たせと言い下村君が、やってきた。病院は、あまり長くいたくないと言い、すぐ埼京線に乗った。


 17時半には、橋本に到着し駅前のカフェに入って、夕食を食べながら検査の話を聞いた。退院の検査費用の会計を済ませ、特に異常がなければ、結果を書いた封書だけを送ると言われたと語った。もし万が一、問題点あれば、先生から電話連絡が入る。


 そして、後日、病院に来てもらうか、直接、入院の日程を決めるかしますと言われたと報告。数日後、下村から宮入に電話が入り、一度、病院に、お越しいただき相談するか、直接、入院していただくか、どちらが良いですかと言われたと宮入に報告した。


 片道1時間以上かかるのだから、直接入院し、しっかり先生に状況を聞いたらと宮入が、助言した。俺も、その方が安心できると言い病院で話を聞くと言い電話を切った。その後、病院に電話すると10月31日から7日間入院と言われたと、下村から連絡が、入った。


 持ち物はと聞かれ、着替えと保険証で、OKと言われたそうだ。そこで、入院当日、心細いだろうから泉堂さんにも来てもらえるように、お願いしようかと言うと、下村が、俺が、直接、彼女に電話したいと言うので、そうしてと答えた。


 どっちにしろ、俺もついて行くよと宮入が、言った。何回も申し訳ないと言うので、気にするなと伝えた。10月31日午後16時、入院すると言うので宮入が、数日前、電話して車を出して運んであげると言った。


 入院ためコップ、スプーン、箸、ハンカチ、ティッシュ、マスク、タオル、着替えなどを用意しておくように下村に連絡した。泉堂さんの家に14時に行くと連絡し2016年10月31日を迎え、昼過ぎに、宮入が、車に乗った。


 八王子の自宅を出て13時過ぎ、下村のマンションの前で荷物と共に載せ14時前、泉堂さんを乗せて16号線を横浜方面に向かい15時、高速湾岸線に入った。その後、ベイブリッジ、羽田空港を抜け15時半過ぎ有明病院の駐車場に到着。


 下村が、入院の手続きを取り、終わると、病室へ、荷物を持って行き、ロッカーに入れた。その後、下村が礼を言って、宮下と泉堂さんが、お大事にと告げた。また何か必要なものがあれば電話しろと宮入が言いった。


 その時は、世話になるよと言い病室を出た。帰り横浜中華街で食事していくかと、宮入が、聞くと、今日は、気が進まないと言うので、そのまま泉堂さんのマンション前まで送り別れた。宮入も下村が、心配で、心ここにあらずの心境だった。


 家に帰り、寝られずウイスキーを飲んだ。11月4日の朝、有明病院から下村さんの付き添いの方ですよねと言われハイと答えると、大事なお話があるので訪問して欲しいと言われた。今日、夕方17時に病院の受付で名前を告げてくださいと言われた。


 その後、宮入が、泉堂さんに電話して現状を話すと、一緒に行きたいと言ったので、明日、15時代、最初の列車の京王線の先頭車両の一番先頭の乗車口に乗ってと告げた。翌日、15時、京王永山駅から、先頭車両に泉堂さんが乗ってきた。


 そして、新宿で埼京線に乗り換え、国際展示場前に16時半頃到着し、有明病院に入り、受付の近くのソファーで待った。その後、17時に病院の受付に行き、宮入が用件を伝えた。すると、こちらへと2人が、案内された。

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