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42話:横浜散歩とカフェの歓談とお台場で昼食

 そのためには、生きてる間に、やりたい事を残さない事が、一番重要だと感じた。そして、1人で

、考えをまとめようと、外人墓地の道の向こうの山手十番館に入った。そして、珈琲とプリンアラモードのセットを注文した。


 料理が運ばれると、それは、ガラスの器の上に乗って、真ん中にプリンがありアイスクリームとチェリーの乗った生クリームに挟まれ、その回りにフルーツがちりばめられたデザートだった。まず、フルーツを食べて珈琲を一口飲んでアイスクリームを食べた。


 その後、空想と思い出の時間を楽しみながら、少しずつ、考えてると中学時代の思い出が次々と現れて来た。何故、もっとゆっくりと過ごさなかったのかと回顧の念を催した。もし泉堂さんと、つき合って結ばれたかとか、もし自分だけ辰野に残ったらとか考えた。


「そんな事を思い巡らすと、不思議に、その頃の友人達の顔が、次々と現れて来て驚いた」

「年を取ると最近の事を忘れて思い出せないが、昔の事が、鮮明に思い出されると何かの本で読んだが、全く、その通りの状態になった」

「でも、何とも、心地よい感じだろう」


 いろんな事を考えていると、夕暮れ時になった。そこで、ポンパドールのフランスあんパン、ラスク、カレーパン、チーズパン、アップルパイ、チョコレートパン、フランスパンなど、たくさん買い込んでしまった。


 その後、泉堂さんに電話しパン買い過ぎたからあげると告げた、すると橋本のカフェで待つと言われた。その後、急いで横浜線の快速で橋本駅に向かうと18時過ぎに到着すると泉堂さんが待っていて、まず、買ってきたパンを見せた。


 すると、欲しいのを取って良いと言うと、喜んで、持参した袋に次々と好みのパンを入れた。ポンパドールのパンて、美味しいのよと言い笑顔をくれた。ピザセット、パスタセット注文して、一緒に夕食を食べた。


 下村の今までの経緯と、今回の検査の話をすると、彼女が悪い結果が出ないことを祈るだけよねと心配そうに話した。しかし、結果は、神のみぞ知るの世界であり、我々に何もできないと告げた。ただ、彼の要望通りにしてあげるだけだと述べた。


 宮入君って、本当に、優しい男ねと言った。その後、ワインのボトルを頼んで、昔話などを含め、話が盛り上がった。そして、帰り際、泉堂さんが、うちに泊まって行きなさいよと、ドキッとすることを言った。


 これには、何と答えて良いか、わからずにいると、冗談よと、優しく泉堂さんが、言った。あんまりからかうなよな、俺も心臓病で倒れるからと言うと大笑いした。でも、そのうちチャンスがあったら、お願いねと甘える声で言うので顔を赤らめた。


 それを見て、泉堂さんが、意外に、うぶなのねと言い、笑った。明日、私も一緒に、下村君を迎えに行きたいと言うのでOKと答え、明日、10時に京王永山へ待ち合わせようと言った。それを聞き了解ですと泉堂さんが答えて、宮入が精算を済ませ別れた。


 2016年10月25日10時、京王永山で会い新宿で乗り換え、台場駅で下車。すぐ目の前のヒルトンお台場ホテルに入ると最上階で東京湾と大きな橋も一望できる素晴らしい景色の席に座った。ランチセットを注文。席に着くと泉堂さんが、多くの写真を撮った。


 実は、一昨日、ここに、下村君と泊ったと話した。私も泊まりたかったなと言った。16時に病院の受付で待ち合わせてるから、充分、時間があると伝えた。だから、昼食後、東京湾の海辺の散歩道を歩こうよと言うと、うれしいわと笑顔になった。


 12時過ぎに昼食を終えて、1階に下りてから10分かけ陸橋にあがり東京湾に向かって、歩くと海辺に出てプロムナード公園へ行き、遠くの高層ビル群やレインボーブリッジが見え多くの写真を撮った。しばらく公園を散策し疲れてベンチに座った。


 その向こうに船の乗り場らしきものが見えた。そこまで10分で到着すると水上バス乗り場と書いて会った。次に、国際展示場へ歩いたが、建物は、近くに見えるが巨大なので実際に歩くと10分もかかった。会場では、何かの展覧会が開かれていたが入らずに周りの写真を撮った。

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