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エピローグ
マディシナ村には、魔女がいる。
黒く艶やかな髪に青く澄んだ目を持った、癒しの魔法が得意な魔女が。
彼女はいつも村の人のために魔法を使う心優しい魔女だった。
ある時は人々に誤解され、人を信じてはいけないと言い聞かせ、彼女は人から距離を取った。
村の人々は彼女を"悪い魔女"と呼んだ。
彼女は人間を信じなくなり、"くだらないこと"をすると決めつけた。
彼女は人間を嫌うようになった。
でも彼女は好いていた。
この村に住む人々のことを。
嫌いなのに、好いていた。
今ではその誤解は解け、彼女は再び村に住み、今も楽しく暮らしている。
使い魔であるルイーザ・アイーネや、弟子であるオズル・ウィリアム、幼馴染であるユリア・ウィリアムに、仲良しのナル・フィリアンカ、他にも挙げきれないほどの村人達と。
その魔女の名は、フロウ・アイーネ。
心優しい、美しい魔女だ。
これで「オズルとフロウの魔法使い日記」は完結となります。
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