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恋する猫  作者: 佐藤 鈴
1/3

猫の過去

 貴方と出会って初めて、神様にお願い事をした。今までは、神様なんていないと思っていた。もし、いたとしてもこんなに酷い目に合わせるなら、神様なんていらないとさえ思った。


「ごめんな…ごめんな……。」

「みぃちゃん…ごめんね……ごめんね…。」

 

ーーーーーっ!!!


 嫌な夢を見た。

あの日の夢を今でもたまに見る。


 あの日は雨だった。

私は雨が嫌い…。元々雨は嫌いだけど、あのからはもっと嫌いになった。


捨てられた……。そう実感するのにあまり時間はいらなかった。だって、予感はしていたんだもの。

ご主人様に赤ちゃんが生まれることも、家を引っ越そうとしていたことも……。だから、そこに私の居場所がないことは予想出来ていた。

雨の降る日に、私は家猫から野良猫になった。

別れの時に、ご主人様は泣いていた。泣くぐらいなら捨てないでほしかった。

いくら、“捨てないで!いい子にするから…お願い…お願い…!!”叫んでも、叫んでもこの声は届かなかった。


雨の日に、段ボールに入れられて捨てられた私は、どうしたらいいのかわからなかった。今まで、家の中で暖かく過ごしていた私には、あまりにも雨は冷たくて、痛くて、寂しくて………辛かった………。幸せだった日々に戻ることは出来ないのだと、実感し、泣いた。


あの日から、私は色々なことを経験した。

野良猫にもルールがあること、縄張り争いがあること………家猫だった私にはわからないことだらけだった。


やっと、野良猫の生活にも慣れた頃には、あの日から一年が過ぎていた。

♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆♡☆


始めまして(*'▽'*)

この作品を読んでくださりありがとうございます_(_^_)_

今回が初めての投稿となるので、なんだか緊張しています(^-^;

暖かく見守って頂けるとありがたいです←


投稿は不定期となってしまうと思います(>_<)

すみません(T_T)

ですが、投稿前に活動報告でお知らせします!

長い目で見てやって下さい[汗



それでは、また(=^..^=)ミャー


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