◇越前藩での<練習>というより<修行>もしくは<稽古>
学校帰りの投稿です。
少し適当かも♪
―睡眠
この言葉を聞いて皆さんは何を思うか。
人間の人生の三分の一は睡眠だと言われている。人類が生きていく中で食事、呼吸、そして睡眠の三つは最低限必要である。
しかし俺はその大切な睡眠を失おうとしていた。
「まだ着かないの~?嫌、着かないのですか?」
一度訂正した俺。
やはり相手は武士だから敬語は使わないとまずい。
「もう少しだ」と西尾さん。そのもう少しから二時間経った今、ようやく越前藩に着いた。五時間の長旅だった。
その後、西尾さんの家(西尾さんの家族、家来など沢山住んでいる)に行った。
「お疲れ様です、お絞りをお持ちしました」
部屋の縁側に座っているとさっきまで西尾さんの後ろにいた兵士がお絞りと水を持ってきてくれた。
「助かる」
一応俺はこういう立場らしい。
「うむ、悪く無いな…」そんなことを思っていたら、めちゃめちゃいかつい体の大きい人が俺の前に腰かけた。
「ワシは仁左衛門の父の久右衛門と申す」
深々と頭を下げる久右衛門さんに驚いた俺は「はぁ」としか言いようが無い。
俺は取り敢えず自分の名前と山城出身だと言うことだけ伝えた。
と、そこに。
「構え~…発射!!」
と言う声に合わせて二、三発の銃声が聞こえた。俺は気になり見に行くと、社会の授業で見たような長さが一メートル位の先が長い銃を実際に使っていた。それを見た俺は「やりたい」と叫んでしまった。一瞬の間。
「これはこれは。ほれ銃を貸しなさい」
仁左衛門さんがびっくりしたように言ったので一番手前にいた兵士が俺に銃を渡した。
―重い。それが最初の感想だ。銃を構え、引き金に指を当てて、的に狙いを定める。
「いけぇぇぇぇぇぇ!!」
俺は引き金を引いた。「ばん!!」という大きな音と、「がこん」という小さな音が聞こえた。
肩の関節が外れた。つまり…
脱臼したのだ。
脱臼したことないので頑張って調べました!!