プロローグ 〜始まりは遠い昔〜
Chat gpt 萌芽期の今、
小説がインスタントにできるかもしれません。
でも一方で
「不安定で、小さな脳しか持たない、
時々眠ったり食事をしなければ生きられない動物」が、
考えて答えを見つけながら効率悪く書く方が、何かに近づき、読む側も理解できる気がしています。
「人がいくら推測しても、鳥の気持ちは鳥にしかわからない」のだから。
初めて投稿し、システムを学びながら投稿しています。
今は物語の終息を優先するため、何かの対応などは遅れる場合もあります。
不備等もあると思いますが、どうぞご了承ください。
読んでいただき感謝します。
「神と人をつなぐ鳥」の存在が確かだった時代。
鳥たちは、時に宿り主に寄り添い、時に人のような姿となり、
それぞれの時代、さまざまな場所で、星を読み、魂を運び、知恵を与え、人々を導いた。
人々はそんな自分にとって特別な鳥を愛し、わが身以上に大切にした。
けれど鳥と人との穏やかな日々は突然終わる。
ある時代の王が、息子に告げた。
「私が亡くなったら、鳥たちを殉死させよ」。
王が欲したのは、王の不在で民が混乱し、王の再臨を願うこと。
「王を失うだけでは、民はまた新たな王を立てようとする、
だが鳥を失えば、民は悲しみで生きる気力も失うだろう」
「私が天上でより強大な王となり、再び地上に舞い降りるまで、民は悲しみの闇にいるべきだ。
そして鳥たちは、私が天上へとすみやかに辿り着き、再びこの世に舞い降りるために、命を差し出すべきだろう?」
この王の恐ろしい命令は、死と共に実行された。
王子と家臣は鳥たちをすべて捕まえて、次々と生き埋めにした。
美しい姿で庭を彩り、澄んだ鳴き声で音楽を奏でた鳥たち、
白鷺、孔雀、鷹、鴉、セキレイ、百舌鳥、雉子、鶏、オウム、インコ、雀、鶯、鴨、梟、
王の遺体の周囲に、おびただしい数の鳥たちが埋められた。
土の中からは、昼夜を問わず、鳥たちの悲しみの声が響いた。
助けたくても見張りがいて、近寄ることができない。
やがて死臭が漂い始め、家臣たちが耐えきれず墓を離れ、監視の目がゆるみ始めた頃、
小さな影が怒りに震える体で墓に近づいてきた。
鳥を愛し、愛された一人の幼子。
鳥たちへの残虐な行為を、大人たちが見て見ぬふりをするのに反発し、
墓に忍び込み、泥だらけで息も絶えだえの一羽の鳥を救い出した。
鳥が盗まれたと気づいた王子と家臣が、罰を与えようと追いかけた時、
幼子の腕の中の鳥が、小さく鋭く鳴いた。
それは正確な振動で空気を震わせ、正しい音で発せられた。
その瞬間、大地が大きく揺れて、王の墓に大きな亀裂が走り、家臣たちは逃げ去った。
王子は贅を尽くした豪華な城へと逃げ込んだが、今度は大地が隆起して城をバラバラに引き裂き、
深い裂け目からゆるゆると黒いドロリとした闇が浮かび上がり、
王の遺体と、まだ息のある王子に覆い被さると、
ずるずると真っ暗な地の底へ引きずり込んだ。
王は知らなかった。
魂が天上へ飛び立てるか、闇に引きずり込まれるか、決めるのは鳥たちだと。
鳥たちに天上とつながる力が秘められていることを。
そして数千年の時が過ぎたある朝、三鳥メイという名の使用人が、鳥籠をたずさえて現れた。