【演技】と【自由奔放】
連続投稿8話目
そして舞台は冒頭に戻る…
アイツら絶対知性持ってんだろ。だって急に上から現れて行く手を塞いで袋小路まで誘導したんだぞ?虫の知能じゃないだろ。つまり何が言いたいかと言うと、アイツらに知性を授けたやつがいるかもしれないってことだ。そして、知能があると言っても所詮は虫…ならば!
「ぐわっ!やられた~…ガクッ」
死んだふりだ!俺の【演技】スキルが火を吹くぜ!
このときの俺は頭がイッちゃってたのだろう。「ガクッ」なんて言ってた位だし…
しかし、これで良かったのだ。なぜならば…
〈称号【自由奔放】の隠し効果が発動しました〉
〈スキルの効果が絶大的に上がりました〉
その瞬間、俺の体が白いパーティクルに包まれた。
それを見たヤツらは俺の復活地点である広場の方へと向かって行った。
〈スキル【隠密】Level99を獲得しました〉
【隠密】 Level99
モンスターに気づかれなくなる。殺気を出すと気づかれる場合がある。MP消費0
取得条件①
一定回数モンスターの警戒度を下げる。
取得条件②
何度逃げてもどこに隠れても執念深く追いかけてくるモンスターから隠れきる。
「強っ!無限に使えるじゃん!称号の隠し効果は…」
【自由奔放】
自由を愛し、自由に愛されたものの証。
AGI+15 LUC+15 DEF−15 INT−15 INTがこれ以上上がらなくなる。
運営が予期せぬ行動をするとスキルの効果が上がる。
悲報、俺氏、ついにDEF・INTがマイナスになる。
『マイナスにはなりませんよ』
うわっ、ビックリしたじゃねぇかマルティー。
『呼び方…まさか初日からそんなピーキーな称号が手に入れられると思っていなかった運営の失態ですよ。現に…ほら』
〈ステータスについてのヘルプが閲覧可能になりました〉
『まったく、あの連中は仕事は速いくせにものぐさなんですから』
あんたが俺を蹴っ飛ばさなかったらこんなことにはならなかったと思うけど?
『だからこの私が直々に連絡してあげているんですよ。連絡は済みました。それではごきげんよう』
あの野郎……とりあえずヘルプでもみるか…
〈ステータス…STRが高いと重いものが持てるようになる。
DEFが高いと受けるダメージが減る。
INTが高いと魔法のダメージが上がる。
MNDが高いと受ける魔法ダメージが減る。
AGIが高いと移動スピードが上がる。
DEXが高いと生産物の評価が上がりやすい。
LUCが高いと良いことが起こりやすい気がする
マイナスになることはない〉
LUCの説明がひでぇ…なんだよ気がするって…INTとかDEFが下がってAGIと意味不明のステが上がるってどんな称号だよ…
そうぼやきながら俺はログアウトした。
ぼやきに始まってぼやきに終わってるんだけどこの主人公ぇ…




