魔王領公共サービス2
「うーむ……リルファイの案としてはそれが一番良いと……な。そういえば軍部に一度も顔を出したことがなかったなぁ……行っておこう」
確かついこないだ50人くらい集まっていた自称最強の魔族がタイマンで勝負したところ最後まで残ったのが5人らしい。あと三人空席があるので誰か魔族を新たに創造しようと思っている。今は国の防御について話し合っているはずである。ちょこっと顔を出すくらいのつもりでいってみたいと思う。
……なんて考えていた時がありましたよ。え?何があったって?軍部に入った瞬間の様子を語ろう。
「おーい、魔王のカリンでーす。少し様子見に……って、うわぁぁぁぁぁ」
こんなに叫んだのには訳がある。なにがあったって?あーまぁね、想像つかないだろうね。まず入ると同時に、大きな大きな歓声を受けた。
「「「「「魔王様!お初目にかかれてとても感激しております!」」」」」
「あ……ども。どうもどうも。魔王です。といってもそこまで高い身分では……」
「そんなことはありません!魔王様と言えば最高の身分。そんなお方が……あ、自己紹介を忘れておりました。軍部の所属8幹部の一角、マカワと申します。このように女でございますが、実力ではまけません!」
彼女はマカワと言うらしい。金髪がとても似合う顔である。
「……お初目にかかります。私はヂィラともうします。魔王様の剣として、盾として幾らでもお使い下さい。私はいつでも命令をお待ちしております」
……あ、これは長くなりそうだ。
なんか、えらい忠誠心高くない?そこませんおことした覚えないんだけどなぁ……
まぁ、裏切りがないのはイイよね。魔王に対して忠誠が100%だからそういう心配しなくてイイし。あ、ヤバイ。まだまだ自己紹介が再開しそう……




