選択肢
「それはどうゆう意味ですか?」
「そのままの意味です、カリン。私は予言しますよ。貴女は必ず友を捨てるか自分を捨てるか、どちらかを選ばなければいけない時が来ます。あなたはその時に、どうするかを聞いているのです。さぁ、どちらですか?」
……TRPG。私はGMだ。GMはPC達の道標であり、PCが上手くいったときも、失敗した時も、「楽しかったよ!」と言われるシナリオを、試行錯誤して作る者である。
私はTRPGをしただけで人生満足なんて言えやしないけれども、もし皆が助かる道があるのなら助けてあげたい。私は心の中で決めた。
「私は自分が死ぬのも嫌だし、友達が死ぬのも嫌だ!いつものTRPGみたいに馬鹿笑いして、楽しんで、あぁ、今回も良かった!って思えることをしたい!だから私は!その選択肢を、どちらも選ばない!」
そう、いつまでも笑顔でいたかったのだ。ピサロ、タコッチィーヌ、ナト、鈴、アル、そして私。私達は、TRPGで、仲良くなった、時にはそりゃ喧嘩したりしたけど、私達は、「親友」だった。
「ふふ、カリン。私は間違っていました」
「?」
「貴女は必ず自分を捨てると言うのかと思っていました。でも、そうですよね。自分がいなくなって悲しまれるのも、友を捨てたということと同じですよね。カリン・イース!私、水の神アクアリスは、あなたに水の加護を与えます!あなたが先程言った言葉が、真実になれるように、私も祈りを捧げましょう!さようなら!」
そう言うとアクアリスは、遥か遠くへと消えて行った。
「カリン……」
「ピサロ……」
二人は某然とその様子を見守っていた。
多分次の話でこの章が終わります!
長かったなw




