籠城戦1
「ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ」
今は敵の基地の中に潜入をしているのだが……わぁ怖い、窓を見てみよう。
窓の下は視界全て異形な形の魔物、魔物、魔物で埋め尽くされている。
「どうしたもんかなぁ……流石に1人ではしんどいか……ゴーレム、召喚!」
すると床に落とした何かしらの素材にあったゴーレム、(2m程だろうか)が次々と出てくる。直ぐに10体程が扉の方へと向かった。
「ゴーレムのステータス見ておくかぁ……うおう!Sランクか、なかなか強いなぁ」
ランクはよく分からんが、Sランクが強いらしい。やっぱりもとの世界のTRPGとは少し違う。……今思い出したのだが、邪神が言っていた言葉、あれはどういう意味なのだろうか。モンスター……だけではよく分からない。その前の言葉が多分キーワードなのだろうが、
どうしても思い出すことができない。思い出そうとすると、頭痛がするのだ。
「まぁ今思い出そうとしても……無駄だよねぇー……ピサロはどうだろう」
そんなことを呟きながら、次々に魔法を完成させていくカリン。
「……ファイアトラップ、アイストラップ……転移魔法陣…………」
下からドンッという鈍い音がした。どうやら扉が壊されたようだ。わんさか魔物が階段を上がってくる音がする。かなりの数のようだ。
「よし、ゴーレム部隊前へ……って、えぇ!?」
驚いたのも無理はない。カリンの横には転移魔法陣があったのだ。先程まではなかった筈の……だ。
カリンが警戒していると、そこには青い輝きがあった。
それは人型をとると、話しかけてきた。
「魔王様、スミレです。少しこちらの方にやって来ました」
……どうやらスミレだったようだ。(スミレは私が創った人間しかし独立的な行動もするし、普通の人間)
「びっくりした~スミレかぁ、あれ?仕事は?」
「課題は全て終わらせましたので。少しサポートという意味できました」
「OK。じゃ、頑張りますか」
そう言うと私はゴーレム達前に出す。丁度下から魔物が来たのと、ほとんどタイミングが同じだった。
キィィィィィィィィンと、金属が何か硬いものに当たる音がする。
「じゃぁいくよ、スミレ!」
「はい、魔王様」
そういうと2人は、静かに構えの姿勢をとるのであった。




