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ま・お・う

「は?お前なに言ってんだ?お前なんかがまお……」

「そのままの意味だよ。私は魔王、調和と平穏の魔王。私は自分の国を守るために来たの。あぁ、試してみる?ステータス確認から戦闘まで、何でもしてOK、ま、戦闘行為では容赦は全くしてやらないけどね。それでもいいなら、どぞ」

「こ、こいつ舐めやがって!うらぁぁぁぁっぁぁぁ」

戦闘にいた獣人?とでも言えそうな魔物が力任せに持っていた棍棒を振り落とす。

それに合わせて周りの仲間も同じような動作をする。

四方八方を囲まれ、逃げ場が無く、障壁を発動させたとしてもダメージで障壁が壊れてしまい、結局は死ぬ。これが普通の展開だ。さすが魔王の部下。雑魚でも少しは知能と強さがチラッと見える。まぁ、グロテスクだけどね。

「うりゃぁぁぁぁぁぁぁぁっぁl」

がんっという音が辺りに響く。棍棒は全て、淡く黄色に光る薄い幕に阻まれていた。

「お、おい嘘だろ……あんな強力な一撃を……1人で……」

「くぅぅ、ま、魔王様にお知らせしろぉ!こいつは強力だ!」

統制が一時的に乱れはしたが、リーダー格の魔物が直ぐに的確な指示を出す。

(こっちとしてはあんたらの王に、私がいるってことを伝えてくれる方が有難いんだけどね……てか思ったより棍棒近くて怖いなぁ)

このままでは埒があかないので、殺しはしないが、少し手を下させて貰う。

「いけるかなぁ…[転送!]」

すると辺りに眩い光が溢れ出し、魔物を包み込む。

次に私が目を開けた時、そこに彼らは……いなかった。

消えた彼らが次に見る光景は、きっと趣味の悪い城の中だろう。

そういえばさっきリーダー格の魔物が言った行動に従って魔王に伝えに行った奴が数人いたはずだ。流石に逃がすのはまずかったか……

そんなことを考えていると、下から凄い声が聞こえた。

「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

「ウリャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」

……あ、どうやらもうなんと言ったらいいんだろう。

窓から見える視界を埋め尽くす魔物たちの光景に。

いやぁ、日月火なんですが、宿泊研修がありまして…

時間予約搭載したいと思ってます。

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