大胆すぎる作戦
「おーい、ピサローどう?」
「おう!出来たぞ!被害は0で完璧だ!」
部屋に入ると大きな声で迎えてくれた。やっぱり落ち着くなぁ。
「被害0!どうするの!?教えて!教えて!」
被害0……と、簡単には言えるが、かなり難しいものだ。
まず戦闘員の被害は0として、街なども奪われず、圧倒的な差をつけなければいけない。これははっきり言ってほぼ無理だ。
「フフフフフフフフ……作戦は簡単だ。用意するものは数ヶ月分の食糧と水。……あとはカリン、お前だ!」
「わ、私?なんで?い、今はこの国の管理が……」
「そんなこと言っていたらすぐに終わるよ?この国」
ぐ……痛いところをついてくる。
「で、でも私が何の役に立つの?全然意味ないん……」
「あるから言っているんだよ!いいか?お前は相手と同格の魔王。お前なら転移魔法で相手の支部くらい落として籠城できるだろ?」
「いーーーーーやーーーーーーー」
「何でだよ!理由を200文字いないにまとめろ!」
「籠城って、暇でしょ?私暇なのはイヤーーーーーーーーー」
「知るかぁぁぁぁぁぁっぁl」
……と、こんなことがあり、今は出発をする目前である。
「ねぇ……本当に1人で行くの?」
「うん」
即答されたぁ……
「うぅ……あっちで暇だったら小っちゃいゴーレム作って模擬戦させといていい?」
「無駄な魔力を使うなぁぁぁぁぁぁ」
……魔力か。確認しとこ。ステータス見たいし。
「……じゃぁ、いってくるね」
「はよ行け!」
全く……ピサロはせっかちだなぁ、焦らなくてもいいのに!
「あ……そうそう忘れてたピサロ」
「どうした?」
「もし私がいってる時に敵が来たら、魔法陣…いや、あの部屋に「スミレ」というのを作って置いた。LV高いから、強いと思うぞ」
「了解、じゃ、いって来い!」
「イッテキマース」
ついに私は、敵陣へと突入して行く。
もう本当に作戦は無茶苦茶だなぁw




