冒険者実技講習授業
「うーん…いいんだけどねぇ、危ないからなぁ……」
そう、モンスターと戦うということは常に「死」と隣り合わせなのである。
「良いんです!主人のガンルさんにも許可をとってあります!」
あ……主人の名前そんなんだったんだ。初めて知った……
「頼むよカリン!俺も此処の経営難しくて…もう匿うのも限界かもしんねぇ、こいつが1人でも生きていけるように…な」
……ならばしかたがないだろう。許可もとっているようだし。
「分かりました、冒険の知識や実技、お教えしましょう!」
「良いんですか!?やった!有難うございますカリンさん!」
「いえいえ、お構いなく。頑張りましょう!」
「はい!」
そうこうやり取りをしていると上から鈴とピサロが起きてきた。
「おーおはーカリンー……とアルトさん」
「カリンどうした?俺の人生相談が必要か?」
「あ、おはようございます鈴さん、ピサロさん」
その後は事情を説明し、アルトが講習を受けることが決まったことを教えた。
さて、数十分して全員が起きてきたら朝食を食べた。
この朝食もなかなか美味しかった。
「えーということで、只今からイサキ平原での実技講習授業を行います」
「「「はい!」」」
「危険事項ですが、モンスターと出会っても1人で戦わないこと!あとは怪我をしたら…よし、このポーションをすぐに使用すること!」
「「「はい!」」」
今から実際にモンスターと戦う。モンスターの中には人の言語を理解する者もいるらしい。たまにだが、このイサキの街にも物を売りに来たりするらしいが、その途中に冒険者に狙われるのだそう。まぁ、外見上はただのモンスターだからなぁ…
人型のモンスターとか、本当に自分が殺せるのかどうか…でも殺さなければ「冒険者」として生きて行くことは出来ない。
「ギャァァッァァァァァァオォォォォ」
そう考えているとそこの林からドラゴンのようなものが出てきた。
一応ついて来てもらった自治長さんにモンスターの名前を尋ねる。
「あ…あ、ああ、あれは……国滅ぼしの………あ、あ、あ、あアストラルドラゴン!逃げろぉぉぉぉあんなものと戦ってはならぬぅぅぅあ、あいつは…あいつは…魔王にも匹敵する!」
どうやらすごい復活に直面しているようです。




