希望の神•解放
(もう魔力がない……敗け……た。魔王は勇者に敗ける。やっぱり本当だったんだ)
遂に敗けた。でもこれは、自然界の理と同じように、絶対的なものなのだろう。
そして優香は私に剣を振り下ろした。
(……ここは、どこなんだ。私は、死んだはず。あぁ、でもこの感覚は懐かしい。【走馬灯】だ……)
フワフワと浮いていて、優しい何かに包まれる感じ。その時に急に、5人の男女が現れた。見たことがある顔だ。
「カリン……じゃな。いや、【希望の神】よ」
「僕達は創造神だよ。君は知っているね?彼らは偽物だ」
「私達は彼らに、封印をされた」
「その封印が解ける時は、新たなる神が生まれた時」
「そう、君は【希望の神】になったんだ」
何も言葉が出ない。あれが偽物だというのか。
「1つ、聞いてもいいですか?」
「あぁ、いいとも」
「アクアリスは……なんでいないんですか?」
他の神々はいる。なのに、何故かアクアリスだけがいないのだ。
「あぁ、忘れていたよ。彼女は一人だけ封印に抵抗することができた。私達を助けると。助けられるものを探しに行ってくると。そう念話で語りかけてきた」
「で、そこから5000万年後、君が神になったってわけさ」
……あれだろう。希望の神。あれが解放されたのだろう。
「さぁ、お喋りはこのくらいにしておこう」
「もう一度、あの場所へ戻るわよ!!!!!」
「転移!」
……ごめん、訳わからない
遂に解放された神の力!
次回、神々が揃います!




