残滓
はいはいはいはい!!
遂にきました!
ななななんと!!!この話が丁度100話目ですよ!!!!!!!!!!!!
ゴォォォォォォォォォォォォォォ...............................................................
辺りの音は、吹きすさぶ風の音だけ。此処は平穏と調和の魔王領目前の場所、元支配の魔王が支配をしていた地域でもある。が、もう以前のような毒々しいオーラはもうなく、少し向こうに豊かな緑が見えるだけのただの廃墟になっている。しかし、ここに集まった総勢9000万人は、寂れた城を直し始めたのであった。そんなことをする理由はただ一つ。此処を魔王城攻略の足場にするためだった。
「ついに見えたか。4時間後に出発だ。それまでに各自、戦闘準備を整えよ」
「はい!全ては偉大なる創造主、六人の神の為!全ての人類の為に!」
「「「「「オオオオオオオオー!!!」」」」」
大勢の復唱が上がる。これだけの人数だ。まるでドラゴンの咆哮のようである。
(フフフフフ、これで魔王も終わり......そして私は......私は?魔王を倒してどうするの?......いけない。今はまず目の前のことを考えよう)
神に創造されし者、勇者は少しの違和感を覚えるが、気にすることなく見張りを開始する。これから泥沼の戦いが始まるとは知らずに……
「あったよ!この袋の中に......あった!指輪だ!カリン!見つけたよー!」
ここ、魔王城では先程なんらかの方法によって、遂に勇者軍がエンドオブアースにたどり着いたことが判明し、ピリピリとした雰囲気が漂っていた。
そして今、指輪「繋ぎの指輪」が見つかった。これからカリン達は、決死の作戦を行うことになっている。
「みんな!集まって!」
カリンのその言葉に、いつもの仲間が集まる。いつもの六人だ。
「三人は、ここで待機をお願い」
キュレンとキラ、そしてサクさんにそう言う。
「みんな……頼んだよ」
魔王城の大広間に集まっているそれぞれ役職についている者達にそう言う。
「じゃぁ、いって来るね」
無言で皆が頷く。今から現実世界へ戻って、跋扈するモンスター達を殲滅してくるのだ。モンスター達は海を渡れず、四国だけに留まっているらしい。しかし、橋が見つかるのも時間の問題だろう。だからこそ、今からそれを止めに行く。
「みんな……いこう!」
そう言って私はクルリと後ろを振り向く。
そして………………
「マジックアイテム、繋ぎの指輪、発動!ワープポイント1......あの場所へ!」
頭の中に、いつもの場所を思い浮かべる。小学校と中学校の中心地点にある、公園。
「ワープポイント2......此処、魔王城大広間!」
言い終わると同時に、青い光を灯しながら、巨大な魔法陣が出現する。
「行こう」
そう言い終わると私は、青い魔法陣の中に入って行く。後を追って、ピサロ、タコッチィーヌ、鈴、ナトリウム、アルが入ってくる。
「転移!発動!」
ユラユラと残滓を残しながら、私達を何処かへと消した。
それを水の神アクアリス、ルミドール、邪神、ルークがずっと見ていた。
うわー!どうなるんでしょうか!?
怖いですねー




