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プロローグ
さて、皆さんどうも『旅するギニャー』です。
この度はこの小説を見ていただき、本当にありがとうございます。
これを読んだ皆さんに少しでも楽しんで頂けたら、と思います。
「――――ようやく、出会えましたね」
その声は、綺麗で透き通っていて。
「ずっと、ずっとこの時を待っていた」
心に染み渡る、暖かな声だった。
「貴方に出会える、この時をずっと待っていた」
その声が、何の話をしているのかは分からなかったけど。
何故かは分からないけど、とてもとても安心する声だった。
「目覚めて。貴方は『崩壊の刻』を止める為に居る」
辺りが明るく輝いていて、何も見えない。けれど、その声だけははっきりと聞こえていた。
「私の力を貸してあげる。…元は貴方が持っていた力を返すだけ、だけど」
何故か、声を出すことができない。
「だから、目覚めて?貴方は、この世界の『 』なのだから」
そこで、俺の意識は途絶えた。
更新は不定期になるかもしれませんが、どうかよろしくお願いします。
感想、ご指摘等お待ちしています。