表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私、食べる、そして──。  作者: 御伽ノRe:アル


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

34/79

34.裏─ほんの些細なバグ。

ここはライブラリと呼びれている場所。


沢山の管理がなされている場所。


けれども、管理が行き届いていない場所。


ソレは管理をする存在が機能していないと言える場所。


いや、部分的には機能している。


ソレはオートマチックには動いている。


ただ、それだけを決められたように動いている。


だから、長年の管理不届きで起きたバグは対処する事も無く放置されてしまう。


そんなバグが溜まりに溜まっては遂には滲み出ては1滴。


──そんな1滴が溢れた。


ただ、それだけの事。


それに気付く者も、気付ける者もここには居ない。


ただ、静かに管理する存在が居なくなった場所でバグは今も生み出され続けては溜まっており、カタチを作っている。


そして、オートマチックに動く機能は今もけたたましく演算処理を行っているが、その稼働時間の終わりもまた管理するものが居ないから、所詮は寿命と言う物が近付いているのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ