表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私、食べる、そして──。  作者: 御伽ノRe:アル


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

33/79

33.私─考える。

古龍の記憶を見返しての結論は良くわからないだった。


正直、殆ど動かずに生きていたような存在だったらしい。

ただ、スキルに関しては膨大な量が得られております。

現在も消化中だ。


私は考える。


この記憶を見る限り。

この古龍は世界の始まりに近い時には存在していたらしい。


そして、世界はある程度、形創られた所から始まっている。


突然、降って湧いたような所から始まっているとも言える。


何よりも、古龍自身が赤子の記憶も親の記憶も無いのだ。


生物としては破綻している。


親は子を、子は親になり子を──が普通だと私は学んだ。


そして、今の人類も進化の過程でと通説では唱えられているようだが。

古龍の記憶を見る限りは突然生えてきたような印象だ。


何よりも貴重だと思えた情報は1つだけあった。


親も赤子の時の記憶も無く、突然始まった記憶という処理の話に関してだ。


該当する存在が居る。


私だ。


そして、該当しない事もある。


ソレがこの処理を教えてくれる声の正体だ。


今までかなりの色んな種類。

そして、古龍という最初に近い存在を食べて、やっと検証が出来たが、この声に辿り着く答えを持ち合わせる記憶には出会っていない。


なるほど、この声が近道だと私は思ったが。

問い掛けても聞いても何も反応がない。


ただ、私の行動を見ていると観点では確かにそこに有るのだと理解できた。


なら、引っ張り出すか。

コチラに注目して貰っては来て貰うかをしたら良いのだろう。


私はそう結論付けたが、今はまだ色んな記憶。

経験とスキルを得ている最中だ。


あの古龍と同じく惰眠を貪るのも良いかも知れないが私には文化が有る。


並行しては沢山の書物を内蔵した亜空間から取り出しては読書を私は始めるのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ