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あの空に向かって

作者: 小池ともか


みんなで手を振る


いつもそこにいるように感じていても

あなたはいつの間にかいなくなっている


見つけたところで消えてしまう


本当は遠いところにいるあなたへと

それでも必死に手を振る


遠く遠く


どれだけ大きく振っても見えないと知りながら


それでもぼくたちは懸命に

ただこの手を振っている





みんなで手を伸ばす


そこに留まっているように見えても

あなたはいつの間にか遠ざかっている


重なったところで触れられない


本当は遠いところにいるあなたへと

それでも必死に手を伸ばす


遠く遠く


どれだけ伸び上がっても届かぬと知りながら


それでもぼくたちは懸命に

ただこの手を伸ばしている





いつかは見えるのか

いつかは届くのか


わからなくても

ただ懸命に





挿絵(By みてみん)






見上げて

目に映して

手を伸ばして

届けばと夢見て


あの空に向かって

広がった君たちの手



その懸命さを見上げて

自分も頑張れるかなって

励まされているものだって

君たちの傍にはいるんだって


たまにはゆっくりと周りを見て

この小さな声にもいつか気付いて



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― 新着の感想 ―
見つけたところで消えてしまったり、近づいたようでも遠ざかっていたり。理想を追い求めることも、きっとそういうことなのかも知れないですね。 でも、だからこそ懸命に手を伸ばして。そうすることが、今よりもま…
一生懸命で前向きな気持ちを感じました。それと儚さ。 浮かぶ月のように、手を伸ばせば重なる姿。 理解したと思っても一瞬ですり抜けてしまうのは「生きている」からなのかなぁ、と。それでも伸ばす手を下ろして…
 遠くからは見えなくても、じつは向こうからも手を伸ばしていてくれたり、あるいは手招きしてくれていることも。  目を凝らすのをやめてしまえば、きっと気づけない。
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