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すれ違う気持ちの中で、貴方を私は見つける!

作者: 七瀬






私と彼とは? 上手くいっていない。

だんだんと、お互いの気持ちがすれ違ってきていた。

私は、彼の事をもっと知りたいのに、、、。

なかなか? 素直に彼に“本当の私を”見せる事が出来ない!

彼も、そんな私と少し距離を置こうとしている。

大学の友達にも、内緒で私と彼は付き合っているから?

相談できる人もいないし!

私の気持ちは? いつも空回りだ!

彼に、上手く私の気持ちが伝わらないから。

彼も私の事が今でも、好きなのか? それすら確かめる事が出来ない!

そもそも、彼は私と居て! 楽しいのか? 幸せなのか?

これからも、一緒に居る相手なのか? 不安で仕方がない!





・・・私と彼は?

父親の友達だった彼と私は会う事になって。

自然と彼とは? 歳も私の父親に近い年齢ぐらいだとうのに。

気が合うというか? なんだか彼と居ると、凄く落ち着く。

大人の男性ひとだから、あんまり喧嘩にもならないし!

怒るとしても、私から一方的に怒ることが多い。

だけど? 彼は、たまに子供みたいにはしゃいだり、いたずら

するようなところもあって! 

この人と一緒に居ると? 私が楽しいんだと想えた。



『僕の若い頃は? プラモデルが流行っててさ~それでね?』

『・・・今時、プラモデルって? “昭和臭くない?”』

『・・・昭和の人間だけど?』

『・・・あぁ! ごめん。』

『平成の子は? 困ったもんだな~!』

『ジェネレーションギャップじゃないの?』

『・・・・・・』

『ウフフ。』

『・・・うーん?』

『それがいいのかもね?』

『そうかもしれないね!』

『うん!』





・・・とまあ?

こんな感じで、いつも話が終わってしまう。

喧嘩の【け】の字も出ないほど、穏やかな時間を二人で過ごしている。

同世代だと? 必ず! ココで喧嘩になりそうなところも。

彼となら? 喧嘩にならない。

大人の男性ひとと付き合うと? 同世代とは付き合えないと

聞いたことはあったけど、こういう事なのかと? ふと思う!

彼は、物凄く優しい! 何しろ! 私に甘い。

何でも許してくれるし! 頼りがいもある!

いろんな事を知っているし! 大きな心で私をいつも包み込んでくれる

ような懐の大きさも感じるの!



若い男の子には?

それは、まだないだろうという! 

大人の男性ひとの強み。





・・・それでも?

お互いすれ違う気持ちは、なかなか埋める事が出来ない!

連絡も取らずに、会わない日々が続いていくと?

だんだんと疎遠になってくる。

このまま行くと? “自然消滅”になるのだろうと。

私も、きっと彼も思っていたに違いない。

そんな時、彼から連絡をもらう。



『・・・久しぶりだな! 少しでいいから、会えないか?』

『・・・ううん。』






私と彼は半年ぶりに、彼からの電話で会う事になった。

久しぶりに会うと思うと? 何故か緊張する!

私は、今も彼の事が好きなんだと気づかされる。

彼は? 私の事が、まだ好きなのかな?

別れたくない! いや? どうしても別れない!

そんな気持ちが、私の中で沸々と湧き出ていた。




『・・・ごめんな、急に呼び出したりなんかしてさ!』

『そんな事ないよ! 私も会いたかったから!』

『・・・僕もだ! あれから君と会わない間、いろいろ考えていたんだ!

僕はやっぱり君がいい! 他の女性ひとには、興味が湧かないんだ。

こんな気持ちのまま、君と別れたくない! だから、、、!』

『“やり直そう!”』

『・・・えぇ!?』

『私も! 同じ事を考えてたよ。』

『・・・あぁ! ううん。』





私と彼は? お互い顔を見合わせて笑い合った!

お互いの気持ちがすれ違っていると想っていたのは、、、?

彼と会えない不安から想った事なのだろう。

私と彼は? 今も! “気持ちは一つだ!”

彼とは、これからも一緒にずっと居たい人。 

もう、私は彼の事で迷わない事にする!




最後までお読みいただきありがとうございます。

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