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魔法の頂き  作者: ミャルル
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魔女の森

俺は気がついたら1人だった、それは何故か分からないが知りたくもないし知って何が変わる訳でもない自分を悲しいとも思う訳でもないそもそも知ってるやつなどいるわけないと、でも今は1人ではない。

まず、俺は朝起きたら狩りの支度をする、それは生きていくために必要な事でそれをしなかったら今頃俺はどこかでとたれ死んでいただろう、最初に動物を殺したのは今俺の年齢は分からないが恐らく6歳頃に初めて動物を殺した、それまではそこら辺に生えてるものや木の実などを食べて過ごしていたが、俺は飢えていた肉にだから動物を殺そうと思ったが、怖くて殺せなかっただから俺は鍛えたそこらの動物に負けないように、この森で死なないように、生きる意味もないのに俺は死にたくなかった、そして半年後に自分お手製のナイフで兎を殺した、俺は吐いた腹の中が空っぽになりそうなぐらいに吐いただが、吐いたのは最初だけでそれ以降なんにも思わなくなった、気づいたんだ生きるためには仕方ないと大事なのは自分で他人ではない自分が生きるためには他のものに構ってる暇はない、それから毎日殺したわけも分からず殺した食らうためではなくただ殺した殺すのには理由なんてない殺したいから殺しただけだった。

それから3年弱が経ちこの森に1人の若い男が入ってきた、だから俺はそいつを殺しにかかった、作ったナイフで首元を掻っ切ったと思ったら血を流していたのは自分で地面にひれ伏していたのも自分だったがそれよりも、驚いたのがそいつは手や足を俺の体に一切触れることもなくナイフのような武器を使うわけでもなく俺を真上から見下ろしていた、その瞬間俺はこの男に勝てないんだと気づいた、森の中では相当の戦いを積んで体を鍛えて来たのにあっさりと地面にひれ伏して立ち上がれない自分にビックリしてしまった、だがその人間は俺を殺さなかった何故かは分からない、俺は負けたやつが殺されるのは当たり前だと思っていて覚悟をしたのだが、その男はあろう事か俺を殺さなかった。

「お前が死ぬのはもったいないな俺が本当の力ってもんを教えてやるよ」笑顔で笑いながら話してきたが、俺は何を言っているのか分からなかったが自分がこの男によって生かされたことが分かった、その時頭の中に色々なものが流れ込んできた、今この男が喋っていた原語やこの男の名前やこの森の名前やこの男がここにいる理由が。

「おいガキこれで話せるようになったか?」

「.......あ、はなせる」

「よし、お前誰よりも強くなりたいか?」

「当たり前、それは生きていくためには必要な物」

「分かった、俺が今からお前の師匠だお前をこの世界で一番強い男にしてやるそれが俺の目的だからな、まぁお前に拒否する権利なんてないんだがな。」これを笑いながら言うのだからこの男は恐ろしい。

「分かったよろしくゲーティ」

「よろしくな、あーあお前って名前ないよな?」

「ない、ここが魔女の森って名前さっき知った、親などはいるのかも分からない」とどんな顔をするわけでもなくいつもの顔で言った。

「だったら俺が名前を付けてやる」ゲーティは少し黙り込み、数分考えた後に面倒くさそうな顔で「名前考えるの大変だからぱっと思いついたシャルな」それを聞いた時心做しか喜んでいた。

「よし、腹減ったな色々話す前に飯だめし俺が作ってやるからこれでも読んどけ」無造作に投げられたそれは魔法基礎と書いていてとてつもなく分厚く重くすごく傷が沢山あって誰かがものすごく読んだ後があった。

俺は黙ってその本を開けて読んでみようと思ったら、突然ゲーティが「最初らへんは読まない方がいい意味が無いからな」と言ってきたが俺は頭の上にハテナが浮かんで何故だと思って聞こうと思ったがその時にはもうゲーティは出発していた、とりあえず開けて最初の所は読まないように真ん中のページ辺りを開けて読むことにしたそこには、ものを動かす魔法と書いてありその下にはその魔法の唱え方やその魔法の効力などが書いてありとりあえず読んでみようと思って、とりあえずそこら辺にある木を動かそうとも思い唱えてみることにした「我が意志に従えその物を動かせ」だがピクリともしなかった、次はそこに生えてるキノコにやってみようと思い唱えたら、5cm程度しか動かなかった、そうすると突然気絶しそうになったがギリギリとどまった、草むらから音がして振り返った時にはそこにはモンスターという普段でも絶対に勝てるわけが無い敵で無視をして逃げていたが、今は座りながら本を読んでいたため気が緩んでいたせいか反応が遅れてしまっていて相手の射程距離に入ってしまい殺されると思った時上から氷の礫が滝の様に降ってきてそのモンスターをぐしゃぐしゃにしてしまった上を見あげたらゲーティが空中を浮いていて訳が分からなくなったが、ゲーティが地上に降りてきて何故今空を飛んで今の礫はなんだと問いただそうとしたが、先にゲーティから話し始めた。

「あぶなかったな、今の俺がいなかったらお前は死んでいたぞ、これからあんな敵をどんどん倒してもらわないと困るからな」俺はビックリしてしまったあんな敵を何体も倒すのにどれだけの大変なのか考えただけで怖くなった。

「お前さっき魔法使っただろう?」ビックリしてしまった何故この場にいなかったやつが知っているのか焦った。

「何故分かった?」少し真面目な声で聞くと笑いながら答えた。「それは魔法の痕跡があったからな、これからはお前は魔法使いになってもらうからなそのつもりでいろ、俺が全て教えてやる」ゲーティも真面目な声で答えた。

「だが、お前が使った様な魔法の使い方では一生やったって強い魔法も使える様にもならないし実用性もないゴミだから俺が教えてやる」俺は小さく頷いた。

そうするとゲーティは飯の準備を初めて俺にこの世界のことや魔法の事を教えてくれた。

まず、この世界では戦いには主に武器や兵器が使われていて魔法使いは約立たずのゴミと思われていて武器などの技術の方が遥かに進んでいるらしい、魔法は覚えれば誰でも使えるようになって日常生活で使われるらしいが、今はそれを全て人やドワーフなどの種族のものが作っているらしい、それ故に今では魔法を使うのは一部の種族だけで魔法は今は忘れられた存在のようになっている。ゲーティの様に強い魔法使いは限られていて、なぜかと言うと俺がさっき読んだ本のように間違った魔法の使いを書いてある本が沢山あるので人々はそれを信じていて、これが500年以上伝わっているため今更何を言っても皆信じようともせずゲーティを神の使いだと称える者もいたそうだ、魔法にもたくさんの種類がありそれを使えるようなるまでとてつもなく大変そうだが、今まで生きる理由の無かった俺に理由くれてとてつもなく嬉しいそれが今の俺の気持ちだ、飯などを食べ終わると俺の住処に行きゲーティと寝ることになった、寝る前にゲーティに俺は質問した。

「何故あの時俺を殺さなかったの?」

「ん?、あーそれはな俺も親がいねえんだお前のように森の中で暮らして魔法を教わったんだよ、もうその人はいねえけどな、だからお前に魔法を教えようと思っただけだ」

俺はそれを聞いて布団に顔を隠して眠りに着いた。


ここまで呼んでくれてありがとうございます。これからどんどん主人公が色んなことにも挑戦していきワクワクする仲間や冒険をどんどんして行くのよろしくお願いします。

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