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親子でお○つ

作者: MANA

前回の続き。


私がティッシュで廊下の「跡」を拭いていたら、


お母さんが浴室から出て来たの。


泣きながら、「ごめんなさい。


クルマの中で必死にがまんしてたんだけど、降りてからジョ~ッと出ちゃって・・」


私(麻美 まみ)が、

「お母さん、大丈夫?」


「ねえ、どこかのスーパーかドラッグストアで、おむつと吸水シーツ買って来て。


私のサイフ持ってっていいから。


カードも入ってるし。


このごろ、麻美ちゃんがいないときに、台所やお風呂で毎日おしっこもらしてるの。


水にさわると急におしっこしたくなって、がまんできないの。


もう、ナプキンじゃ持たない。


(>_<)


夜もがまんできなくて、お部屋でバケツにしてるの。


このごろ体調がわるくて。疲れてるのかな。


おねしょまではしないと思うけど、念のため、吸水シーツも買って来て。お願い」


「わかった。買って来るから休んでて」


実は・・


私も夜にお部屋でおしっこしてるの。


専用の容器に。


押し入れに入れてて、お母さんがいないときに、


こっそりトイレに捨ててるの。


お母さんからバケツの話を聞いて、なんだか安心しちゃった。


これからは、私もバケツに。


これからは、親子で堂々とバケツを持ってトイレに行ける。


お父さんが単身赴任でよかった。


クルマでドラッグストアに行って、


2種類のおむつ(パンツタイプとテープタイプ)、


吸水シーツ、ふた付きバケツを買って来たの。


お母さんは、「ありがとう。助かった」って、


また泣いてた。


ところで、お母さんが言ってた「おねしょ」


予感が的中したの。

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