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奴隷迎合 - The Servant above Slaves  作者: 紙谷米英
3/15

奴隷迎合【3】

【3】


 


 ハンドルを握ってから一時間が経過した。赤道付近では憎悪の対象でしかない太陽が、その頂に位置する。我々の車列は未舗装の砂の海から、文明の手が入った道路へと上陸した。一キロ前方に、アラビア半島では異彩を放つ、直方体の建造物群が整然とそびえる。その玄関口には、星条旗と国連旗が微風にはためく。この高壁から一歩も出ず、果たしてお上はこの国の何を知っているのだろう。


 米兵による三重の検問を通過し、壁の内側、広大な敷地を徐行する。米兵が屋外でグリルで肉を焼いたり、バスケットボールに興じるのを横目に、幾つものカーブを経て奥まった区画へ進入する。後続のランドローバーから、遠慮ない欠伸やお喋りが発せられる。「家に帰るまでが作戦」ではあるが、十四日も神経を張っていた彼らを戒めるのは無粋だ。視界から次第に米兵の姿が消え、閑散とした区画を進んでいると、またしても検問が現れる。だが、我々の帰還に慌てて煙草を踏み消した兵士は、米軍の所属ではない。警備要員の職務怠慢に目を瞑って手続きを済ませると、後ろの車輌で歓声が上がる。休暇の到来だ。鉄筋コンクリートのガレージへ乗り入れてエンジンを切ると、前方のエンジンから「ばふっ」と熱っぽい咳が漏れる。車輌整備を受け持つダニーが、隣で物憂げに唸った。この愛弟子は本国に残した恋人の代わりに、このランドローバーを相当に可愛がっているのだ。連隊の他の車輌と見比べても、うちの攻撃車輌は群を抜いて手が入っている。


 降車して滞った血流を促し、疲労の排出に背筋を伸ばして喘ぐ。――キング・ハリド軍事都市。アラビア半島北東に横たわる、地面から決して動かない米空母の名だ。毎日長大な滑走路から航空機が離陸し、城塞めいた格納庫で整備員が戦闘機を磨いている。綺麗な八角形の敷地は六万人以上を収容可能で、北側に将兵の居住区、南側に娯楽・商業施設が完備されている。我々は北側の、寂れた兵舎を間借りしていた。湾岸戦争の時と比べれば、基地のインフラも随分と進化したものだ。今日では、太ったネズミもそんなには出ない。


 連隊長――SASのトップ――のオフィスで簡易なデブリーフィング(帰還報告)を済ませ、カマボコ兵舎の自分のベッドへ向かうと、留守番の連中がすれ違い様に声を掛けてくる。現時点でこの国に派遣されているSASは、我々のD戦闘中隊、そして付随する第二六四通信中隊と情報部署の一部だ。残りはパキスタンやイラク、特にカダフィ追放で目下てんやわんやのリビアに分散している。英陸軍精鋭の殆どが、この中東で身を焦がされている。本国では、テロに備えて最低限の人数が居残りを喰らっている。それでも、慢性的な人員不足から、組織運営は円滑と程遠い。選抜訓練(SAS流のどぎつい入団試験)の基準を下げるべきとの意見もあるが、現場の猛反対で議論は平行線である。そりゃあそうだ、こっちは命が掛かってる。


 寄宿先の兵舎は、最後に見た時と何ら変わっていなかった。パイプ組の粗末な二段ベッドが壁際に列を成し、リノリウムの床は所々でタイルが割れている。凝り固まった首を鳴らしつつ、自分に割り当てられた寝床へベルゲン(フレーム入りの大きな雑嚢)を放り、中身を全て取り出す。本来は倉庫として設計された兵舎に窓はなく、高い天井で今にも息絶えそうな空調が呻いている。帰投して真っ先にシャワーを浴びた連中が各々のベッドに腰掛け、寝そべって娯楽に興じる。俺のベッドの対面では、補給物資の木箱をテーブルに、カードの席が設けられていた。どうやら既にうちの末弟がやらかしたらしく、大損に金色の頭を抱えている。愚かな涙目が、物言いたげにこちらを向く。砂漠の外れに捨ててくるべきだったか?


 俺のベッドの上段には、アラビア語の教科書がメモ用紙を栞に残されていた。メモを開くと、静流の如き筆記体で「お帰りなさいませ」と記されている。が、肝心の持ち主が見当たらない。年甲斐もなく、一抹の寂しさが胸を吹き抜けた。


 一旦は置いた荷物を拾い上げ、正面シャッター脇のドアから戸外へ出る。時刻は正午を過ぎたばかりで、地面の反射光が眼球を刺す。イギリスでは拝めない洗濯日和だ。ブルーシートを兵舎前に広げ、その上に遠征で使ったベルゲンや裏返した寝袋、ごてごてとポーチの着いた戦闘ベストを脱いで並べる。野郎の汗を四六時中吸ったナイロンは、誇張ではなく臭っていた。近くの蛇口にホースを取り付け、装備の汗と砂を洗い流す。どうせまたすぐに汚れてしまうのだが、路地裏のゴミみたいな臭気を撒いていたら、風下の敵に気取られる危険がある。それに、遠征の最初の数日くらいは、臭わない寝具で息を止めずに休みたい。


 装備を何度かひっくり返し、隅々までずぶ濡れにする。兵舎の玄関は南向きだ。一時間もすれば、こいつらは魚の干物みたいになるだろう。最後にほつれがないか検めて、再び兵舎に戻った。


 自分のベッド脇に空の木箱を置き、その上でC8カービンを分解する。C8は、〈コルト・カナダ〉が先発のC7ライフルを短縮した銃だ。米軍制式のM16が原型で、五・五六×四五ミリの弾薬を使用する。誕生より五十年の歳月を経て尚も寵愛を受ける逸品ではあるが、第三世界での戦闘には向かない。確かに、高い命中精度と脅威の軽量は秀逸だ。リュングマン方式と呼ばれる発射機構は部品点数が少なく、新兵でも容易に整備出来る。だが、特殊部隊の荒っぽい用途に適しているとは言い難い。


 何を隠そうこのリュングマン方式、堅実性に重きを置く軍用銃に導入されながら、汚れにめっぽう弱いのだ。第二次大戦まで主流であった、大都市部での戦闘であれば問題はない。であるが、昨今の歩兵が直面する第三世界は密林と泥濘、砂礫に覆われた風土である。特に砂漠では、部品が大小の砂粒を噛んで動作が滞り、カタログ上の性能は望めない。昨晩の襲撃でもスタンが動作不良に見舞われ、RAFの到着までずっとぶつくさ言っていた。「愛が足りないんだ」と冷笑してやったが、この遠征で俺も三度ほど動作不良に見舞われている。その都度、弾倉を外し、可動部をがちゃがちゃやるのだ。イラクやアフガニスタンとに派遣された同胞には、優先的に最新装備である〈ヘッケラー&コッホ〉のHK416カービンが支給されていた。個人的に好みの見てくれではないが、D中隊の玩具より頼もしいのは間違いない。うちの予算もアメリカくらい潤沢なら……と夢想したところで、かぶりを振って泣き言を霧散した。ううっ、貧乏が憎い。


 分解したC8に製造番号とメーカーの刻印はなく、茶色で「14」の番号が振られている。ソルベント(銃の洗浄溶剤。猛毒)で銅や鉛の残渣を浮かせ、水を張ったバケツですすぐ。表面を磨いて水気を切ったら、銃の心臓部たるボルトに、大量のドライオイルを吹き付ける。米軍のお偉方は「ボルトは常にウェットな状態に保て」と仰せになるが、これは誤りだ。通常のオイルを塗布すると、べたべたのボルトに砂が付着して、まともに動かなくなる。砂漠でなくとも、寒冷地ではオイルが凍結する恐れがある。だからこそ、我々はドライタイプのオイルを塗ったくる。それでも、動作不良が生じるのが現実だが。


 砂の一粒に至るまで洗い落とし、組み直した銃を見下ろすと、感嘆に吐息が漏れた。三種の茶色で施した迷彩塗装が、過酷な労働環境で剥げている。諸所で地金が顔を覗かせ、絶妙な機微を醸す。うふ、格好いいじゃないか。


 しばし仕事仲間の機能美を堪能して木箱を片付け、ベッド下から個人の荷物を収めたコンテナを引き出す。銃の次は、自分の番だ。ダイヤル錠を解除すると、中には着替えと二足目のブーツ、娯楽品やお気に入りのウィスキー等が収められている。清潔な下着と洗面用具、今着ているのと同じ戦闘スモックを取り上げ、最寄りのシャワー施設へと向かった。


 連隊の仲間がうろうろする敷地を小走りに歩み、時に軽やかなスキップまで交えてシャワー施設……という名目の改造トレーラーへ接近する。砂埃にまみれた車輌の傍らには、年代物の〈日立〉の洗濯機が四台並び、「お楽しみ中」の車みたいに揺れている。空いている洗濯槽に汚れた衣類を突っ込み、無臭の洗剤と柔軟剤を投入する。周りに誰もいないのを確認してから、そっと全裸になって、下着も放り込む。文字のかき消えた起動スイッチを押し込むと、魔物の雄叫びを上げて回り出す。ジェローム辺りに今の姿が見付かると後が面倒なので、タオルで前を隠して足早にトレーラーへ駆け込んだ。


 脱衣所などと気の利いたバッファーもないトレーラーは、隣のシャワーとの間仕切りさえなく、男共のすえた臭いが充満していた。ほの暗い照明の中に第一六小隊の仲間が数人いたが、互いの調子を問うくらいで、歓談はなかった。他人に紳士的でいるには、自身に余裕がなければならない。だからこそ、日々の衛生は重要だ。文化的な集団生活の円満には、相互の懐の大きさが問われる。かりかりしているやつと話すなら、そいつが落ち着くのを待つ辛抱強さが試される。


 粗末なシャワーのバルブを捻ると、壁のヘッドから三十度台の液体が弱々しく降り注ぐ。二週間振りの貴重な水だ、存分に使わせて戴こう。水が身体を伝い、汚濁が排水溝へ殺到する。どんなに身体を擦っても、流れる水が一向に透き通らない。ブーツを脱いだ途端に酸っぱい臭いが立ち昇り、思わず涙が滲む。引っ張り出したインソール(中敷き)に石鹸を擦り付け、必至で汗と雑菌を揉み出す。ウレタンの板は激務に潰れ、駆逐戦車よろしくぺたんこになっていた。兵站係に申請して、新品を貰わねばなるまい。兵士の足には、恋人のおっぱいと同等の緩衝材が必要だ。


 全身の石鹸を何度も流し、何とか毛穴が息を吹き返すと、全身が擦り傷だらけなのに気付いた。他のやつもそうだが、顔と腕に美味しそうな焼き目が付いている。来世はステーキ肉にでもなろうかと妄想したが、すぐに考えを改めた。連隊での勤務より趣ある暮らしはない。それに、今生が一番いいに決まってる。


 砂が抜けて軽くなった身体にボクサーショーツを履き、おろしたての緑色の肌着に袖を通すと、やっとで人心地つく。唯一の心残りは、奔放に伸びた硬い髭の処理だ。一思いに剃ってしまいたくはあるが、皮脂が失われて砂漠の乾燥に弱くなるし、アラブ人の中でアルビノみたいに目立ってしまう。美男子でない自覚はあるものの、あるよりはない方が見苦しくない。


 数分前と何ら違わぬ衣服に身を包むと、頭髪に残った水分が早くも蒸発し始める。仲間の前ではひた隠していたが、期待への胸の高鳴りを覚えていた。『ブリティッシュ・グレナディアーズ』を鼻歌に折り畳みの鏡を開き、間もなく仕事を終える洗濯機を前に髭を撫で付けていると、後方から軽車輌のエンジン音が窺えた。振り向けば、光沢を消したベージュのランドローバー・ウルフが、こちらへ向かってくる。助手席側のドアの「I'm crazy in RICEBALL!」の落書きには見憶えがあった。英陸軍の多用途車輌へるんるんと近付いて車内を覗き込み、そして落胆した。――ちくしょう、乗ってない。運転手を務める、顔をバラクラバ(目出し帽)とサングラスで覆う兵士が残酷にほくそ笑んだ。


「上司がこんな腑抜けのこらえ性なしと知ったら、小隊は瓦解するでしょうね」


 白い肌を隠す女兵士にむっとしつつ、俺は助手席に尻を沈める中年男性へ無言の圧力を掛けた。男は脂の乗った頬を掻きつつ、女兵士の肩を叩く。


「弟を虐めるもんじゃないぞ、ニーナ。男の三十代は、まだまだ鼻垂れの餓鬼んちょだ」


 二人まとめてぶっ飛ばしてやりたかったが、浮き足立っている我が身も明らかなので、紳士らしく溜飲を下した。それに、おっぱじめたら無事では済まない。男の方――我らが一女四男の養父、及びD戦闘中隊のボス、リチャード・クラプトンは問題ない。かつてフォークランドや湾岸を戦い抜いた手練れとはいえ、もう六十路も手前の老兵。体力的に、分はこちらにある。


 問題は女の方だ。黒のバラクラバとサングラスの間から、真新しい絹糸と見紛う銀色が覗いている。この女こそ、我らが親父殿の隠し玉であらせられる、ニーナ姉様である。基地で素顔を晒そうものなら餓えた野郎共の精巣が即時に破裂、そのまま死に至らしめる美貌を持ち、その胸部にEカップ(イギリス基準)の爆弾ふたつをぶら下げる、恐怖のスラヴ系姉ちゃん。何より恐怖するは、こいつがクラプトンの五人兄弟の最年長であり、我らが中隊で最高性能を誇る殺人マシンという、知る人ぞ知る事実である。兄弟四人さえ預かり知らぬ『清掃業務』を請け負っているなどと、都市伝説めいた俗言が囁かれて長い前提を鑑みれば、その力量は想像だに躊躇われる。地元のおばちゃんの噂話でしかないが、歩く男性器・ジェローム君さえ手を出さないのを見るに、安易に否定も出来ない。本能の警鐘は、いつだって正しい。


「あの子なら射撃場にいる。教えてあげるなんて、なあんて優しい父親だろう!」


 ビールと米でたるんだ腹を掻きむしり、親父は意地悪く目尻を歪める。残忍な夫人がいなければ、その頬を張っていた。腹の底に湧いた憎悪を胃腸で吸収させて、苦笑で場を切り抜ける。消化不良で、生活習慣病を患いそうだ。無言できびすを返し、SAS専用に臨時で設けられた射撃場へ向かうと、後方で中隊長の嫌がらせが敷地中に炸裂した。


「小隊長が遅い青春を謳歌するぞーっ!」


 嗜虐に満ちる女の哄笑がそれに続いた。ちくしょう、事故に見せかけて葬れないだろうか。半ば本気で軽装甲の切断に要する導爆線の長さを計算しつつ、洗濯済の衣類を回収して、親父夫婦から逃げ去った。


 


 濡れた洗濯物とブーツを収めた袋をベッドへ放り、迷彩スモックを羽織りながら兵舎を駆け出すと、新たな汗が首筋に生じた。戦闘時より打ち震える心臓に、全身の筋肉がスペック以上の瞬発力を生み出す。ひび割れた地面に何度かつまずき、片手で地を打って持ち直す。――あいつめ、どうして真っ先に顔を見せないんだ。独善的な苛立ちが先立つも、矮小な独占欲はそれを上回る感情に脇へと追いやられた。だらしなく緩んだ髭面から、歓喜が零れる。「長かったぞ……!」


 ――あの子との出逢いは、もう二年前になる。出生より後ろ暗い過去を引きずり、精神を腐らせた俺は世界屈指の特殊部隊に身を置きながらも、ガラス細工に等しい神経で生き長らえていた。日常生活さえままならず、肉付きばかりは良い、歩く死体と化していた。理性的な脳を失くした男が銃を振り回しているのだから、同僚は生きた心地がしない。


 次男坊の人間味の欠落に業を煮やし、父親は「性奴隷と同居」と極めて狂気的な策を講じ、息子の癌細胞除去を試みた。血で血を洗う紆余曲折を経たが、親類と戦友の支援、何よりも一人の少女が手向けた慈愛が実を結び、ヒルバート・クラプトンは自らが造った牢獄を脱した。無益な贖罪に別れを告げ、己の欠陥を認め、残りの生を謳歌する、本来なら掴み得ない選択肢へと馬鹿な俺を導いた少女こそ――。


 


 鬱蒼たるコンクリートの森が途切れ、視界が開けた。直後、乾いた空気をカーン、と小気味の良い音が駆け抜ける。同じ衝突音が断続的に、前方から木霊する。何処までも澄んだ空の下、目前に広がる、砂山と土嚢を積んだだけの屋外射撃場。乱雑に配置した標的の円盤が、着弾の衝撃に揺れている。


 陽光に鈍く輝く真鍮薬莢が、スエードのブーツの許に散らばっている。身に纏う砂漠戦闘服の生地が大分余っており、ベージュのキャップから延びる、灰色の強いブロンドが微風にたなびく。その手に握る、我々の官給品より長いカービンの銃身が、すうと地面へ向く。背後の荒い息遣いに気付いたか、はたまた女の勘か、小さな背中が時計回りに振り向く。中東へ派遣されて三箇月。我々と同じ日焼け止めを使っているにもかかわらず、その肌は赤子同然に透き通ったままだ。眠たげな目蓋に縁取られた碧眼は、湖水地方より深い蒼をたたえている。ようやく、自分が収まるべき場所に戻った実感があった。


 酷暑の射撃場にひとり佇んでいた彼女は、腕に獲物を抱えたまま、自然な微笑みを投げ掛ける。傾き始めた陽を背に、桜色の唇が柔和な音色を奏でる。


「……お帰りなさいませ」


 僅かに首をかしげる少女の表情に、それまで抱いていた感情全てが抜け落ちた。ふらり、と身体が少女へと引き寄せられる。戦場に似つかわしくない、あどけなさの残る卵型の美貌へ歩み寄る。万感の思いで、自分の胸にまでしか届かぬ、小さくもかけがえない存在を抱いた。歳に不相応で、穏やかな声音が囁く。


「お疲れ様です、ヒルバート様。ご無事で何よりです」


 ――この少女こそがブリジット。瀕死の馬鹿野郎を絶望の淵から引きずり上げ、そいつに生きる道筋を示した、うら若き水先案内人。そして、俺にとってただ一人の恋人だ。

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