予告
「【予告】ってさぁ」
「…えっ?」
「ほらっ、アニメとかで次回の話の一部を解説するアレなんだけど」
「いや、ソレは分かるんだけど…。“予告”がどしたって?」
「大袈裟なのが多いと思わない?」
「………そぅか?」
「なに、その間」
「はっ…、“間”って何が?ってか急に何でそんな事訊くワケ?」
「そう思ったから」
「……まっ…まあ、ヒトそれぞれじゃね?おっ、俺はそうは、思わねぇケド…」
「………ふぅーん…。僕はガッカリする事が多いから、“予告”は敢えてハードル下げた方が好いと思うケドね」
「………だからおめぇ、唐突に変な事言ったのかよ!?」
「…変な事って?」
「……確信犯のクセによ。…ふぅ……つぅーわけで、コレを読んでくださる読者の皆様。此処に載せる小説は、基本が【タイトル詐欺】みたいなもんが多いですから、読む際はどうぞ、温かい目でお願いします!!」
「………ねえ」
「あ?お前からも頼め!こんなダラダラ文章に付き合ってくださった方々に、お礼の一つでもーー」
「“読者の皆様”って何?」
「………はいぃ?!」
「いや、だから“読者の皆様”って何?ってか、僕等の会話って【小説】なの?」
「……えっ?だから、あーゆう事言ったんじゃねぇの?」
「あーゆう事って?」
「はぁ?だから、あーゆう事つったら、あーゆう……止めよ。話が長くなる…」
「何で?」
「や、だから……強制終了ゥゥウゥゥ!!!!!」