第三章:作戦実行(其の一)
やっと物語が動き出すように思います。
今回はグロイ表現はないと思います。
コンコン
「炯香そろそろ起きて下さい。」
「はい、もう少ししたら広間に向かいます・・・」
「はい、ではお待ちしています・・・」
「さて、これ飲んだら、行くか・・・計画通り頼んだぞ・・・」
(了解!)
蕣の言葉を聞き終えると、炯香は昨晩調合した薬を一気に飲み干し、室を出て広間に向かった・・・
「効いたみたいだね?」
その言葉を聞くなり、炯香がプルプルと震えだした
「お前またやったな、琴李!!!」
「私だけじゃないもん!ね?」
箔と奨霖が深く頷いた
「お前らも仲間かぁーーー!」
「落ち着け!炯香」
「ふぇ?すいません、紗代」
「おー気合入ってるねー紗代!」
「ふんっ」
「その冷酷さ、それこそ炯香さんです!!!」
「私はあんなに冷たいか?奨霖」
「まあ、そっくりだな・・・。」
ガーン
「炯香も頑張れ・・・。」
「そうですよ・・・。」
「そんなぁ傷をえぐらなくてもよろしいではないですか・・・。」
「さて、準備はよろしいか?」
「はい!」
「はい!」
「・・・はい。」
「はい!」
「じゃあ出発するぞ・・・計画通りに・・・」
その言葉を最後に紗代たちは城をあとにした・・・
〜国境〜
「そこの南ノ国の王様一行さんよぉ?」
「ちょっと我が国へ来てもらうぜ!」
「ふんっ外道が・・・。」
そういうと奨霖は剣の柄に手をかけた・・・
「安心しなっ連れて行くのはそこの姫さんだけさ!!!」
そういうと敵国の兵たちは炯香を捕まえた
「いやー!離してー!やめてー!」
(おい!棒読みだぞ・・・)
「返してほしかったら、暁ノ国、暁香稜殿までくるんだな!」
「疾っ」
剣を抜いて襲い掛かる
敵はそれを避け、踵を返して、行ってしまった・・・
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
「行ったか?」
「行ったね・・・。」
「呆気なかったですね?」
「ああ、・・・さて行くか・・・。」
そういうと一行は東の国へ向かった
はじめまして又はお久しぶりです、なかなか更新できなくてすいません月の変わり目はどうも忙しいですね・・・。
読んで頂きありがとうございます。
これからは早く更新していきたいと思います。
それでは、風邪などひかないように気をつけてお過ごしくださいませ。
灯籠