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黒蝶の後継  作者: 灯籠
8/28

第三章:出発の準備(其ノ二)

「炯香・・・どこへ行くつもりですか?」

「え?・・・」

「室に戻って寝なさいといったばかりでしょうに・・・」

「え?いやだなあ・・・室に戻るんですよ・・・」

「嘘を仰いますな・・・」

「・・・・・」

「おまえの室はいつ門の近くになったのだ?」

(・・・お前の負けだあきらめろ・・・)

「はい・・・すみませんでした・・・」

「分かったなら良いのです・・・早くお休みになってください」

「・・・御意・・・」

そういうと炯香は渋々室に戻っていった・・・

「ちゃんと寝てくださるかしら?」

「大丈夫でしょう・・・一服盛っておいたので・・・」

「そろそろ効いてくるのでは?」

「あの・・・?何がです?」

「紗代知らないの?睡眠薬ですよ・・・」

「ああ、って・・・え!」

その頃炯香は・・・

「あーもう、寝ろ寝ろったって無理だし、心配で・・・」

(また起こしてやるから・・・寝とけ!)

「いやだね・・・」

フラッ・・・

「なんか急に体が重くなってきた・・・なんでだ?」

(本当は眠いんだよ・・・きっと)

「うわっ目が開かない・・・」

(だから寝とけって・・・)

「いやだ!い・・や・・・だ・・・」

スースー

(あ、寝た・・・ったく気付けよな・・・睡眠薬盛られたんだよ・・・)

〜数時間後〜

「寝てしまったのか?なにやら妙な夢を見たような・・・」

(そりゃもう、ぐっすりと)

「おい!今何時だ?」

(1時30分になるな・・・)

コンコン


読んで頂きありがとう存じます。

更新が遅れてしまったことお詫び申し上げます。


 灯籠

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