縁盟界の宴
のほほんと読んでいただけると幸いです。
〜その頃の縁盟界〜
「お久しぶりです。炯香」
「こちらこそ、現縁盟界王。」
「今日は、神王陛下はいらっしゃってますか?」
「姉上?うん。来てるよ、雨龍様も一緒だけど・・・」
「母上!」
「なーに?」
「穎弥兄ちゃんは今日来ないの?」
「来るよ。」
「母上この人だぁれ?」
「黒蝶さんよ」
「はじめまして。2代目黒蝶の炯香と申します。以後お見知りおきを。」
「炯香こいつは見ての通り私の子だ。あとで遊んであげてくれ。」
「はい。」
「母上このお姉ちゃんも大会出るの?」
「大会?なんですかそれは・・・?」
「それは私から説明するよ・・・。」
「姉様!」
「秋姫!」
「今日酒宴の前に集まった者たちの力比べも兼ねて剣術の大会をしようと思ってね」
「私も参加可能ですか?」
「いいや炯香は手加減できないからダメだよ」
「ならば秋姫あなたがお相手してください」
「いいけど氷のほうが剣術は強いよ?」
「では私が秋姫に勝てたら勝負してください氷華」
「いいよ。」
「では後ほど・・・」
「おやちょっと遅かったね穎弥殿」
「はい?」
「なんでもないですよ」
「申遅れましたお久方ぶりです氷華殿。始めまして秋姫殿」
「ええ、久しぶり」
「はじめまして。お前が雨龍の甥か?」
「はい。伯母上様伯父上は?」
「雨龍かそれとも槞?」
「雨龍伯父上のほうです。」
「巫莠と一緒に来るよ?」
「界王陛下、神王陛下、そろそろ大会が始まります故、会場へお集まりください。」
「ああ」
「はい。」
「これから何かあるのですか?」
「ああ。剣術の大会だよ。」
「面白そうですね・・・」
「良かったら見ていくか?」
「よろしいのですか?」
「ああ。もちろん」
「席はあるよね?氷」
「はい。姉上」
読んで頂き、ありがとう御座いました。
更新が滞ってしまってすいませんでした。
今後とも、宜しくお願いいたします。
灯籠