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続く体調不良

翌朝


くしゅんっとジェイドが朝から何度もくしゃみをしている


「大丈夫?」


「はい、これぐらい大丈夫ですよ」ズビッ


「具合が悪いなら早めに言え」


「いいえ、具合悪いなんてことありませんよ」ズビッ


なんだか様子がおかしいが、朝ごはんはパンとべーコンエッグに豆スープをしっかり食べたのだが、昼頃…


「う、頭が…」


「ジェイド、顔赤いよ?熱測るから」


マリはおでこに手の甲をくっつける


「うん熱がある。ジェイド、寝てなきゃダメだよ」


「うう…」ぐすっ


ジェイドは熱を出すとなぜか涙が止まらなくなる


「大丈夫だよ、見た感じただの風邪だから。風邪薬作るからね」


マリは本を見ながら万能風邪薬を作り始めた


「えっと、ムーンウォーター、古代樹の葉、夜行茸、コガネハッカ、ハツカヨモギに巻きサソリっと」


鍋に次々と材料を入れていく。ボコボコと泡が立つ音がする


「ジェイドさんは大丈夫なのか」


「うん、大丈夫だよ。この薬を飲んで1日寝ていれば治るから」


「そうか」


マチもなんだかんだ言って心配しているようだ。マリはすりおろしたボガルンダをジェイドの元へ持っていき


「ジェイド、起きて食べれる?」


「うぅ…マリ様…」


完全に弱りきったジェイドがゆったりと体を起こした


「薬はもうすぐで出来るからね。ほら、あーん」


もぐっ…「あ…ありがとうございます」ズビッ


赤い顔が更に赤くなった


「ご主人…薬が出来たぞ…………食わせて貰いやがって…」ボソッ


「あ、マチありがと。ジェイド、全部食べれそうになかったら先に薬飲もう?」


「はい…」


マリは茶色の薬を飲ませる。とても苦そうだが良薬口に苦し、だ


「ゴホゴホッ」


「大丈夫?ゆっくりでいいから」


なんとか全部飲みきって、マリがまたジェイドを寝かせた


「明日には良くなってると思うよ」


「すみません…ううぅ…」


大粒の涙がジェイドの顔を濡らす。熱を出すとまるで子供のように必ず泣いてしまう。生理現象なのだろうか


「大丈夫、眠れるまでここにいてあげるよ」


結果、3分くらいで眠りに落ちたジェイド。気づけば朝からどたばたしていた


「ご主人は大丈夫か、疲れてないか」


「うん、大丈夫。心配してくれてありがとう」


絶対に良くなるから頑張れ…ジェイド、あと少しの辛抱だ



「マリ様のおかげですごく元気になりました!昨日はご心配とご迷惑をおかけしました…」


「治ってよかったね」


「はぁ…よかったな」


すっかりと顔色と声色も良くなり元気を取り戻したジェイド。よしよし、一件落着だ



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