国王となるのが妥当
「うーん、そうですね。着物はいわゆる伝統的な民族衣装的な立ち位置になりつつありますので着ている人は居るには居るものの探す方が難しいですね。むしろこの国の平民が着ている様な服をとんでも無くお洒落にしたような服をみんな来てますね。」
「そ、それはそれで逆に見てみたいですわね」
「それはもう、めいいっぱいのお洒落をして来たとしても日本へ行けば見劣りしてしまいますね」
ルルゥやミヤーコの話を聞く限り今外を歩いているこの国の一般的な服装をしている人達の何倍ものお洒落をしてもまだなお日本人の方がお洒落だというのだが、想像すれば想像する程全くもって分からなくなって来る。
「それでしたら貴族が着る様な衣服───」
「逆に浮きます奥方様」
「秋葉原とかですと許容範囲内なんですけどねっ!そう、秋葉原ならねっ!」
「貴族が着る様な衣服が浮く様な所、ますます想像が出来ませんわね」
「まぁ、着物がございますので浮きはしますけれども別段おかしな訳でもないし、最悪観光客がレンタル着物を着てるのかな?と思われて終わりですしね」
「良く分かりませんが着物は気に入っておりますので毎日着物を着て過ごしますわ」
「それでしたら旦那様にお願いして途中でしもむらでも寄って服装を買いましょうっ!!その服を着て旦那様に見せればもう一撃ですよ」
そして女三人姦しくも服装の話になって行った時、ルルゥが日本の店で服を買って着ればいいという妙案を言う。
あぁ、その効果を想像するだけでもう楽しくて仕方ない。
こんなにもワクワクする様なことは以前の暮らしを加えたとしても初めてである。
「それは良い考えですわねっ!!今からもうその日が待ちどうしくて仕方ないですわっ!」
「ルルゥ、私はしもむらも良いけど自由かウニクロが良いのですけれども?」
「え?しもむらのキャラクタートレーナー買いたくないの?ミヤーコ」
そしてわたくしは以前と違い腹の探り合いもお互いの揚げ足取りも無くあれやこれやと会話を弾ませながら買い物を続けるのであった。
◆
何で俺は今地下の一室に閉じ込められているのか。
悪いのは俺ではなく俺の言葉を無視した御者であって俺では無いし、馬が勝手に暴れただけである。
一体俺のどこにそんな落ち度があったのか教えてほしいくらいだ。
まさか自分の父親がここまで馬鹿であるとこういう形で知る事ができるとは思いもよらなかった。
やはりこの国を任せるには賛成できない為俺が国王となるのが妥当であると考える
誤字脱字報告ありがとうございますっ!
ブックマークありがとうございますっ!
評価ありがとうございますっ!




