カップ麺界の至高にして頂点
誤字脱字報告ありがとうございますっ!
ブックマークありがとうございますっ!
評価ありがとうございますっ!
「はい、行きましょう行きましょうっ!こちらですよ奥方様。この食器棚の下にある扉を開けるとカップ麺がございますので食べたいカップ麺を選びましょうか」
そしてルルゥが厨房にある食器棚まで行くと下側の扉の中にカップ麺があるのだと説明してくれる。
そに中には綺麗な絵が描かれた紙で器に封をしている物が大量にあるでは無いか。
この絵一枚だけ見てもとんでもない金額であるという事はわかる。
恐らくはこのとんでも無く精巧に描かれている絵の様な料理が出来るのであろうが、本当にお湯を入れただけでこの様な料理ができるなどいくら何でも流石に嘘なのではないか?と疑ってしまう。
いくら旦那様の故郷のマジックアイテムが優れており食文化が発展してようとも流石にお湯を入れただけで作れるというのは盛り過ぎであるとわたくしは思う。
結局はお湯の他に少しばかり手を加える必要が出て来るのでは?という見解なのだがそれでもやはり凄い料理なのは間違いないし、お湯を入れただけで完成すると言いたくなる気持ちも分かる。
そんな事を思いながらあーでも無いこーでも無いと一つ一つ『かっぷめん』とやらを吟味していくのだがどれがどんな味をするのか全くもって見当がつかず選びかねていた。
「では私は『熱心のヌードルカップ』のカレー味を頂きます。本格的なカップ麺も良いのですけれどもそれだとやはり本物が食べたくなりますしカップ麺という食べ物を楽しむという意味でもやはりカップ麺界の至高にして頂点、原点であり完成系だと思うんですよね」
「では俺も熱心のヌードルカップにするか。因みにシーフードこそ至高な」
「は?」
「お?」
そしてわたくしが選びかねているとルルゥと旦那様が色と絵こそ少しだけ違うものの同じような見た目のかっぷめんを手に取って行ったのをわたくしは見て、どれにするのかがわたくしの中で決まる。
「で、ではわたくしはこれに致しますわ」
そしてわたくしが手に取ったのはルルゥさんの黄色っぽいものでも旦那様の淡いオレンジ色に青い文字が書かれたものでも無く、煌びやかに金色が施され赤で文字が書かれている物を手に取る。
「ほう、なるほど。良いチョイスだな」
「始祖を出されてはカレーもシーフードも引かざるを得ません」
「あ、ありがとうございます。ですがこの『かっぷめん』には精巧な絵が描かれておりませんので細い紐状の料理という事以外はどんな料理なのか検討もつきませんわ」
そんなわたくしの頭をまた旦那様が優しく撫でてくださる。
「まぁ、出来てからのお楽しみと言うのも悪くは無いだろうし、早速作るとするか」




