第一話 主人公とそのまわり 前編
やぁ皆さん、こんにちは、こんばんは、私は神宮寺海斗という。
さて、今私は高校2年生で学校で授業をうけている真っ最中なのだが、どうやって皆にしゃべりかけていると思うか?それは、
「海斗ォォ、おきなさぁぁぁい。」
バシィィィィィンと大きな衝撃が海斗の頭にあたった。
「うるせぇな葵。いきなりぶったたくとかないだろ。」
「あんたが授業中寝てるのがいけないんでしょ。」
「だからって、普通人をぶったたくとかないだろ。」
だからゴリラとか呼ばれるんだよ。
「アァッ、何か言った?」
こいつの名前は西条葵。俺の幼馴染みだがこいつのビンタは世界を獲れるくらいやばい。成績は学年トップの秀才。だが、ゴリラ。
「何もいってねぇよ。お前は俺の心が読めるのかよ?」
「だってあんた顔に出てるわよ。」
「そんな馬鹿な。」
「夫婦げんかもそこまでにして、神宮寺も西条も授業進めていいか?」
今のはセンセェ以上。
「俺の紹介文だけ雑じゃない?」
「先生、私なんてゴリラでしたよ。」
「それはしゃーない。事実だ、受け止めろ。」
「センセェ、夫婦げんかじゃないですよ。そもそも夫婦じゃないですし。葵は好きな人いるらしいんで。」
「こいつ綺麗にスルーしたぞ。まぁいいか。授業進めるぞ。」
細かいことは気にしない。ユッ○ィーに嫌われたくないからね。うんうん。
「いいわよ。あんなおっさんに嫌われたって。」
「いやいや。せめてお兄さんと呼んであげて下さい。」
というか、まじでなんで俺の考えてることわかんの?
超能力者かよ………ハ○ヒ呼んできた方がいいかな?
その頃、某ハ○ヒさんは、
「なんだ?誰かが私を呼んでいる気がする。」
戻って海斗達は、
「ヤベぇ、なんかいらないの呼んじゃった気がする。まぁいっか。」
キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
「よし、授業終わりあとは家に帰るだけだからな。キーつけて帰れ。」
よし、帰ろう。
移動中…………移動中………移動中………
疲れた………