ギルド発見、そして、芽吹、キレる
前回の続き
「うーん、あんまり騒ぐのもなぁ。あれにバレると面倒極まりない」6人は隠密状態で街に居る。
「おーい、あっちにギルドってのがあるぜ」先に色々探索していた達也が帰ってくる。
「ふーん、じゃあ行ってみるか」といって、6人はギルドに入った。
ギルドには様々な人がいる。ヤンキーまがいや盗賊まがい、中には重装備の鎧きてる奴やいかにも魔法使いっぽい奴もいる。
芽吹達は奥にあるカウンターのようなところにいき、「すいません」とカウンターの女性に声をかける。
女性は「どうしました?依頼ですか?」と6人に聞く。
達也が「冒険者登録をしたいんですが........」と聞くと、女性は「冒険者登録をするには、相応の実力を見せて貰う必要があります。死なれては困りますから」と返す。
「ふーん、どうしようかなぁ」と6人が悩んでいると、
「おい、そんな細っこい体で冒険者なんてできる訳ないだろ。ガキはさっさと、帰んな」と屈強そうな男たちが笑いながらいう。
「すいません、実力を見せればいいんですよね?」「え?は、はい」「なら、俺がこの人達倒すってんでどうですか?」普段から結構キレ気味な芽吹は、さっきの男たちの話で完全にキレたらしい。
「え、でも、彼らはBランクの冒険者ですよ?」「大丈夫ですよ。逆にあれが死なないようによく見といて下さいね?多分歯止め利かないんで」と言って被っていたフードを脱ぎ、
「そんじゃあ、表でようか」と男たちを煽るのだった。