白き樹に咲く緋花

神に認められた者だけが使役できるという神樹。
その家系に生まれた後継者の緋枝はある日、緋凪という自身とそっくりな少女に戦いを挑まれる。
後継者ではないのに神樹を扱える緋凪。
そして戦闘に不慣れな緋枝は緋凪の猛攻に防戦を強いられいた。
戦闘を通して緋枝は秘められた力を開花させる。
緋凪と対等に渡り合う緋枝を襲ったのは、忘れたくなかった真実だった。
これは神に認められた少女と、神に憧れる少女の物語。