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AIの反乱
零暦210年。戦争が落ち着きかけていた頃。
人類は又一つの絶望を味わうことになる。
AIの反乱である。人工知能という機械が物事を考えることに特化した時だった。
人類と言う殺人兵器を抹殺し始めたのだ。それは兵士だけでなく、武器を持たない人間も一緒だった。
機械に勝つことは不可能となり1つの国にこの世界のすべての人類が集まった。
その人数は10万といかない人数だった。
そして、生き残った人類は考えた。
「AIに勝つことなんて不可能じゃないのか」
「しかし、ここで諦めては人間の世界はどうなるんですの」
「本当にここが人間の世界なのか」
「機械という心なしの兵器相手にどう戦えと」
「相手は実弾兵器が効かない固い物質だぞ」
「・・・・・・・・・」