表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

初恋

作者: こうすけ

私は生まれて初めて恋をした。

相手は名前も知らない他校の人。

ちょうど今日みたいに寒い雪の日に彼は、雪で滑って転びそうになった私を助けてくれた。

そんな事だけで好きになったわけじゃないけど、次の日から彼を目で追うようになった。

学校は違かったけど電車が一緒だったから毎日見ているうちに彼を知ることができた。

彼はサッカー部のエースらしく、同じ高校の女子に人気のようだった。

誰にでも優しく、人によって態度を変えるような人じゃなかった。なにより笑った時の顔がとても眩しかった。

そんな彼を見ているうち、私は日に日に彼のことが好きになっていた。

そして今日ついに、彼にこの気持ちを伝えることにした。

話かけるのにとても緊張した。

勇気を振り絞って話しかけた。

そして伝えた。

「ずっと前からあなたのことが好きでした」と

彼は一瞬止まった。

そして私の大好きなあの眩しい笑顔でこう言った。

「君、男じゃん」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ