はじまりの話
季節とは...儚く過ぎ去るものだ
それぞれに個性があり...また、それぞれ美しい...
今日は立春。また新たな春が始まるのだ
...こんなことを余裕ぶって心の中で反響させているのだが...
今の俺にそんな余裕はない
なぜなら...
今、戦っている最中だから。
「ふんッッ!!」
剣を振る...といっても、木刀だけれど。
??「甘い甘い。」
振るった木刀を軽くいなされた。
「ち...そぉい!!」
縦に思いっきり振った...まあ、寸止めする気だが。
??「無闇に切っても呑まれるだけだぞ。」
「くそぉ!!」
あいつに斬りかかる。
「ぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおお!!!」
ブンッッッ!!!
もらった...と、思いきや
??「そいっ」
「いてっ!!」
躱されていた...その後に後ろをとられ、頭を叩かれた。
??「これで俺の五十九連勝...おい夕ぅ〜いい加減成長してくれないと面白くなくて困るぞ〜」
「相変わらず抜けているのかきっちりしているのか分からねぇな。創闇」
創闇「これが俺のモットーなんだよ。緩さを日に当て、きつさを闇に包ませる」
「???」
創闇「分からない?」
「何と無くわかる」
創闇「ま〜た強がっちゃって〜本当はわかっていないんでしょ」
「せやな」
創闇「大体お前は素直になれていないんだよ。」
「せやな」
創闇「少しは上の人に頭を下げるということをだな...」
「せやな」
創闇「てめぇ!!ちったあ真面目に聞けよ!!」
「せやな」
創闇「はあ...分かったよ。じゃあ今日はこれで最後にしようぜ」
「最終決戦というやつだな」
創闇「いくぜ...霧闇斬!!!」
「こいよ...零焼け(れいやけ)!!!」
二つの刃がぶつかり合おうとした...そのとき...
目の前に、思わず目を閉じてしまうほどの光が放たれた。
次の瞬間...
二人の人間の意識が...堕ちて行った...
幻想郷へと...
続く?
さて、まずは挨拶をば、この度から小説を書き、投稿することになったタカタンと申すものです
夕「断言する。こいつは失踪する。」
ちょちょちょちょい!!!まだ決まったわけじゃないですよ!!
創闇「いや、お前飽きっぽいからさ...」
夕「この前も、小説を他のサイトに長編ものを投稿して16話で終わったろ」
いや、よく持った方かと...
今、二人が言ったようにいつ失踪してもおかしくない状況です
夕「というか、いつ失踪してもおかしくない人間だな」
末長く温かい目で見守ってください><