特別インターミッション
インターミッション特別編です。
(作者急病により本編更新は一週お休みします)
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特別インターミッション【七審 ―セブン・カウンシル―】
■七審/ セブン・カウンシル
洋上スラムエリア東京アバディーンの闇社会に背後から君臨する非業組織の相互連絡評議会のようなもの。英語名がセブン・カウンシル、中国語名が七審となる。利害も概念も全く異なる7つの組織が参加しており、東京アバディーンでの問題ごとの解決や力関係の維持などはすべてこの評議会において行われている。
日本湾岸地区や東京アバディーンにて活動する多種多様な組織の最前線部隊が、相互対立からくる小競り合いによる無駄な消耗や抗争の激化を回避するために7人の代表者からなる連絡会議を設置したもの。東京アバディーンに建つ民間大型商業ビル、ゴールデンセントラル200の上層階にある極秘会合ルーム『円卓の間』が定期会合の場。また、直接参加せず、ネットワークを介したヴァーチャル会議やアンドロイドなどを使ったアバターによる参加も認められているのが特徴。どの組織が優位ということはなくセブン・カウンシルに参加を認められたものは基本的に対等である。
■①翁龍
とある中華系大規模地下組織の実働戦闘部隊で古老・王之神を筆頭として世界各地に支部を有している。優れた肉体鍛錬と高度な武装により生身の人間による戦闘集団を形成している。日本には極東支部が配置されており、その活動拠点となるのが中華系多国籍貿易企業『白翁グループ』である。日本における活動拠点は白翁グループ所有の高層ビル〔ゴールデンセントラル200〕で、王之神の直属の部下にして孫娘である王麗莎が白翁グループの総帥として活動している。なお、ゴールデンセントラル200は七審の集会拠点でもある。
【代表者:王之神】
実働部隊オールドドラゴン極東部隊総隊長、70歳になる老齢だが、物事の先読みが鋭く、また若い頃からの武術の鍛錬もあり今なお頑健、杖をついた老人に見えるからと侮ると命を失う。オールドドラゴンの極東部隊を率いているが、実際にはオールドドラゴンのトップであり、オールドドラゴンの主要幹部は全て彼の直弟子。
【代表補佐:王麗莎】
ツィシェンの孫娘と言われ年齢は27。表向きは中華系多国籍貿易企業、白翁グループの総帥として活動している。実態は暗殺術から房中術、さらには格闘技、銃器取り扱い、暗器術からハッキングテクノロジーまで仕込まれた最強のキラードール。
★十三会(中華系組織連携評議会)
オールドドラゴンの上位に建つ母体組織。アジアンフリーメイソンと呼ばれる洪門を母体として出現した連絡評議組織で、アジア各方面で、それぞれに活動している三合会、K18、蛇頭、台湾幇などの犯罪活動をコントロールし、大陸系・華僑系・台湾系・香港系の垣根を超えて効率的で平和的な中華人種同士での連帯大同を目的として生まれた連絡評議組織。十三会と呼ばれる中枢会議で運営される。『翁龍』はこの組織の実働戦闘部隊として発足した。それまで民族文化や歴史的背景のために対立することの多かった各組織が協力しあうようになった背景には、アンドロイド技術・サイボーグ技術をバックボーンに犯罪社会を急速に塗り替えつつあるガサクの存在がある。中華系の闇社会がガサクに飲み込まれることを警戒し回避する意味合いもあり、より連立力を高めたと言える。
■②緋色会
暴対法施行以後の日本において多くの暴力団組織が弱体化する中で、早期に地下潜伏マフィア化を果たし、一般社会から姿を消し、あらゆる行動を民間企業に偽装したフロント組織に代行させることで組織の存続を図った大規模暴力団組織。
その後、時代の変遷に合わせてさらなる潜伏化、偽装化をはたし、その実態が見えないことから現在では『ステルスヤクザ』もしくは『ステルス』の異名を持つまでに至っている。大規模経済計画の行われている東京首都圏下で大規模の活動しており、その勢いは日本国内にとどまらず海外進出も活発だと言われている。ネット化、ハイテク化に熱心で、密造兵器製造や地下サイボーグ技術の導入などにも積極的だと言われている。警視庁でも最重要捜査対象として長年マークしているがステルス化が巧みであるため、活動拠点も含めてその全容を掴むまでには至っていない。なお、首都圏を始めとする大都市で猛威を奮っているサイボーグカルト集団『武装暴走族』は基本的にステルスヤクザの下部組織・関連組織となっているところがほとんどである。
【代表者:天竜 陽二郎】
ステルスヤクザとも言われる指定広域暴力団・緋色会の筆頭若頭にして、東京湾岸エリアを幅広く掌握する超武闘派ヤクザ、自分自身は表には全く姿を現さず、部下や企業舎弟と言った代理人を通じてのみ活動する。しかし、七審のみは自ら参加する。
日本版マフィア組織であるステルスヤクザ緋色会の若頭筆頭で数多くの民間企業の背後に潜みながら利益を吸い上げる狡猾な男。普段は理性的な物言いをするが、本性は血の気の多い武闘派であり、ヤクザ社会の渡世や仁義には想像以上にうるさい面がある。そのため、ガサクとの二重契約を引き起こしたマリオネット・ディンキーに対しては、最大の御法度を犯したとして絶対に認めないとの立場を崩していない。その憎悪と怒りはディンキー本人の死亡が確認された現在でも、ディンキー一派残党であるベルトコーネにも向けられている。
【代表補佐:氷室 淳美】
本名、明石 弦矢。ブルームトレーディングコーポ総務部長。実態は天竜から盃をもらった若頭。実働部隊の先頭を切って行動する。かつてはカミソリ明石と呼ばれた凶悪な男で、エリオットの上司の近衛もかつては幾度も罠にはめられそうになっている。
貿易会社ブルームトレーディングコーポ総務部長と言う肩書を持つが、実態は緋色会配下1次傘下団体の統括責任者でれっきとしたステルスヤクザで緋色会の若頭である。整形手術で顔を変えておりかつての名は〝カミソリ明石〟と呼ばれた非常に狡猾で危険な男。天龍の弟分で四分六分の盃を天龍から授かっている。
ディンキー・アンカーソンの足跡を追って緋色会周辺を探っていたセンチュリーと遭っており、氷室と交渉の末、ディンキーの足跡についての情報を提供を受けている。その際、センチュリーからはディンキーに潰されたメンツを取り戻すとの声を聞かされており、センチュリーの持つ人間的技量を高く評価している。その際の借りを返すため、ディンキー・アンカーソンの生死に関する極秘情報を持って近衛の前に現れている。近衛曰く、できるなら二度と会いたく無いほど危険な男。
【付き人:笹井 紘一朗】
氷室の付き人の巨漢。表向きは氷室の秘書扱い。実態は傷害罪で前科7犯の武闘派で元自衛官。三つ揃えのスーツを着ているが到底ビジネスマンには見えない。
■武装暴走族
主に日本国内で猛威を振るっている武装化した暴走族組織。カルト組織的な側面を持ち、イニシエーションと呼ばれるサイボーグ手術を加入儀式としている。様々な分派が存在。暴走族という組織形態を持っているが実際にはサイボーグ手術をイニシエーションとしたカルト組織に近い。ステルスヤクザや外国人マフィアの下部組織となっていることも多く、治安悪化の一員となっている。
現在、首都圏で最大の勢力を誇っているのは「スネイルドラゴン」である。
■スネイルドラゴン
東京神奈川の湾岸地域を中心として広範囲に活動している武装暴走族の最大級組織。緋色会直下の危険度S組織として警視庁でもマークしている。のたうつ龍の模様がシンボルで上級幹部にしか認められていない。第0章で登場した部隊は、スネイルドラゴンのごく一部にすぎない。
■③極東ロシアンマフィア(Zemli Brat'va/ゼムリ ブラトヤ(大地の兄弟)
名称として単に『ブラトヤ』と称することもある。ロシア本土の極東アジア系のロシアンマフィアに源流を持つ正統派のロシアンマフィアで、そのウラジオストック支部が規模を拡大して日本に活動拠点を設けた物。基本的に構成員に元軍人が多いのも特徴で、ロシア軍特殊部隊由来の対サイボーグ戦闘技術に長けているのも特徴である。またロシア軍から横流しされる軍事兵器の密売や裏流出した軍事技術の提供、横流しされた発掘地下資源の密売などにより豊富な資金を有しており、それらを背景として高度にサイボーグ化された戦闘部隊を有している。その一方で生身のメンバーも高い戦闘力を有している。
リーダーはロシア人中年女性の『ノーラ ボグダノワ』で中央ロシア出身。ロシアの中央政界にも顔が利き非常に侮れない存在。豪腕な印象とは裏腹に穏やかな人柄で包容力があり、親しいものからは『ママノーラ』の愛称で呼ばれている。ちなみにママノーラは愛煙家で細葉巻が好みである。
【代表者:Nora Bogdanova/ノーラ ボグダノワ】
極東ロシアンマフィアのゼムリブラトヤを率いる女性で恰幅のいい巨漢。部下からはママノーラと呼ばれる。一見温厚で人当たりの良い印象を受けるが、同胞意識と利益意識が強く、勝つことと利益を得ることに関してとにかく容赦がない。年齢は40才で未婚ながら4歳になる娘が居る。活動拠点はウラジオストクと東京だが、出身は中央ロシア。土着の極東ロシアマフィアを平らげ、中央ロシアンマフィアの範囲拡大のために進出してきた生粋のマフィアの血筋。相手を呼ぶときに『○○の同志』と相手をニックネームで呼ぶ癖がある。相手の都合を考えずにニックネームをつけるため喧嘩のもとになることも。
ちなみに本編中で出てきたものはこちら――
王之神⇒龍の同志
天龍陽二郎⇒サムライの同志
伍 志承/ウー シーチェン⇒ヨコハマの同志
Jaleel John Gant/ジャリール ジョン ガント⇒黒の同志
Pegaso Guevara Quintanilla/ペガソ グエヴァラ クエンタニーリャ⇒天馬の同志
ファイブ⇒銀の同志
【側近:Vladislav Pokrovski/ウラジスノフ ポロフスキー】
ママノーラの側近中の側近で常に隣に付き従っている。年齢は68で元スペツナズ(ロシア連邦軍参謀本部情報総局直属部隊の正統派のスペツナズ)、第1時アフガニスタン紛争に従軍経験もある。老齢だが来日以後、サイボーグ技術による肉体強化を受け入れており今なお現役。極端に口数が少ない。トラップ技術が神がかり的に上手い。ママノーラからはヴォロージャと愛称で呼ばれる。常にママノーラを守るように行動しており、椅子の準備からタバコの火まで他人にさせない。
■④日系中華ソサエティ(新華幇)
日本各地の中華街や華僑居住地域でくらす在日中華系住民からなる表社会の中華系コミニュティで、合法的な存在。決して黒社会の構成組織ではない。東京都内の外国人居住地域に対する掃討作戦が行われた影響から合法的な在日華僑の一部が東京アバディーンへと居を移したため、非合法な闇社会組織から自らの身を守る必要から、日本国内の中華系住民コミニュティが連帯して新華幇が結成された背景がある。
代表は、自らもセブンシーズロジスティクスと言う貿易会社を営んでいる伍志承で、日本名として大伍 承志の通用名を持っている。非合法な行為には手を染めないとしながらも、七審に参加している他の組織との取引や相互協力には積極的に手を貸していると言われる。
【代表:伍 志承/ウー シーチェン:日本名:大伍 承志/だいご しょうじ】
日本土着の在日中華ソサエティの代表で、決して犯罪行為を意識して参加しているわけではない。だが、日本の民族的マイノリティを取り囲む状況が激変して行く中で、自分自身の身を守るために日本に永住している中華系コミニュティを取りまとめ、相互互助組織として新華幇を立ち上げた。セブンシーズロジスティクスと言う貿易会社を営んでいる。会社の拠点はシンガポール。あくまでも合法的なビジネスのみに専念しているが、新華幇の参加者が東京アバディーンにも居るため、彼らの権益保護のために七審に参加している。翁龍や十三会にはその下部組織に中華系黒社会が関与しているために懐疑的。
【側近:猛 光志/モー ガンジ:日本名:光谷 猛/みつや たける】
伍と相互協力関係にあるボディーガードでアジア全域での活動実績がある警備会社『文光警備』の日本支部長。対サイボーグ戦闘の経験もあり非常に有能。日本警察との協力経験もある。
■⑤アフリカ系人種ソサエティ(Black Blood)
アメリカ出身の黒人マフィア・JaleelJohnGant(ジャリール ジョン ガント)が10年の歳月をかけて、首都圏一円の黒人系の非合法グループをまとめ上げ、さらには非白人非アジア系の不法在留外国人を保護名目で取り込み、巨大ソサエティ組織を創りあげてしまった。
首魁であるガントに対しては、卓越かつ豪胆な辣腕ぶりから闇社会から『モンスター』の異名が与えられ畏怖されている。アメリカの黒人系プリズンギャングともつながりがあるとも言われ、七審メンバーの中ではドラッグ取り扱いに関しては最も規模が大きい。またサイボーグメンバーによる武装化にも熱心であり対立組織に対する暗殺や抗争なども積極的に仕掛ける超武闘派である。
【代表:Jaleel John Gant/ジャリール ジョン ガント】
十年足らずで首都圏一円の黒人系の非合法グループをまとめ上げ、さらには非白人非アジア系の不法在留外国人を保護名目で取り込み、巨大ソサエティ組織を創りあげてしまった傑物で、闇社会でのニックネームは『モンスター』、親しい人間からはミドルネームのジョンと呼ばせている。親しくない者からはファミリーネームからミスターガントと呼ばせている。でっぷりと太った巨漢でありその威圧感から暴力主義の男と見られがちだが、恐ろしく頭が切れるほか、世界中を歩きまわった経験から様々な非合法組織ともつながりを持っている。軍人として戦場で戦った経験もある。またアメリカの黒人系プリズンギャングともつながりがあるとも言われ、七審メンバーの中ではドラッグ取り扱いに関しては最も規模が大きい。アメリカ流の自由主義を『害悪』と呼び捨て嫌悪しており、個人の自由が制限されても旧来の社会主義や全体主義が世界を安定させると信じている。そのため、その思想背景からゼラムブリトヤのノーラとは親しい間にある。
【幹部:コンステレーションズ】
複数の黒人メンバーからなる親衛部隊。全員が本名不明の側近で高レベルなサイボーグ体。星座名からコードネームがふらている。以下に一部を列記
1:Pyxis/ピクシス:羅針盤:
2:Ophiuchus/オフィウクス:蛇使い
3:Musca/ムスカ:蝿
4:Caelum/ケーレム:彫刻具
5:Lupus/ループス:狼
6:Sagittarius/サジタリウス:射手
7:Monoceros/モノケロス:一角獣
⑥南米系ギャング組織(Familia de la sangre/ファミリア デラ サングレ(血の家族) 短く呼ぶときは単にサングレと呼ぶ)
『血の家族』の意味を持つ南米系ギャング組織であり、麻薬密売や強盗、窃盗、暗殺、はてはテロ活動に至るまで金になる犯罪行為には何にでも手を染める。また南米の悪名高いギャング組織のMS-13ともつながりがあると言われている。
重火器の入手に制限のある日本で活動をするにあたってサイボーグ技術に早期から目をつけていたと言われており、サングレに加入するにはサイボーグになることが必須とされている。メンバーのサイボーグ化率は七審の中ではトップクラス。これにはファミリアデラサングレを立ち上げたリーダーでメキシコ人マフィアの、ペガソ グエヴァラ クエンタニーリャの才覚によるところが大きい。
野心的であり敵対者には血の報復をもって対応する残忍さが抜きん出ている。南米系のマフィアの日本進出の先鞭を切っており勢力拡大にとにかく野心的。敵対者には容赦のない超武闘派組織である。
【代表:Pegaso Guevara Quintanilla/ペガソ グエヴァラ クエンタニーリャ】
30代後半でメキシコ出身。もともとは南米系のマフィアの幹部だった男で、悪名高いMSー13とも太いつながりがある。配下を引き連れ来日、偽装された貿易会社を隠れ蓑に、大阪・福岡・東京を拠点に活動を開始、日本企業に安価な労働力を提供する名目で多数の南米系の人材を送り込んでいる。体格のいい美形の男で幾つもの女を侍らせている根っからの好色。なおかつ野心的であり、敵対者には血の報復をもって対応する残忍さが抜きん出ている。サイコパスで趣味は拷問というイカれた面があり密告者を捕らえて色々な拷問を試しているとか。南米系のマフィアの日本進出の先鞭を切った男であり勢力拡大にとにかく野心的。なおかつ、敵対者には容赦のない超武闘派で知られている。日本では銃火器類の入手が困難であると言う事情から、配下をサイボーグ化する事を優先しており、自分の奥さんや愛人までサイボーグ化してしまう徹底ぶり。それは日本の武装暴走族を参考にしていると言われ、事実上サイボーグ化をイニシエーションとして血盟を築こうとしている。『血の家族』と言う組織名はここから来ている。
【側近秘書、兼、愛人:Nayla Abreu Arellano/ナイラ アブレウ アレリャーノ】
ペガソに付き従っている秘書のような存在で愛人を兼ねている絶世の美女。常に半裸に等しいコスチュームを着せられている。非常に有能な秘書であり付き人としての腕も超一流。実態はペガスのモルモットで戦闘サイボーグ技術の追求のための素材にすぎない。飽きられれば棄てられることを知っているため、ペガスの意に沿うことに腐心している。
■⑦サイレントデルタ
詳細不明、使い捨てアンドロイドによる集団で、何者かが遠隔で活動を行っている。実態が見えず電脳犯罪に大規模に関わっており、主要メンバーが全てアンドロイドやロボット体であることからアンドロイドマフィアとも言われている。リーダーは『ファイブ』の名で呼ばれているメカニカルアンドロイドで、完全なアンドロイドなのか、生身の人間が何らかの手段で偽装しているのかは目下のところ全く不明。東京アバディーンの街をその高い情報技術能力で絶え間なく監視しているとも言われている。
【代表?:555/トリプルファイブ、または単にファイブ】
サイレントデルタを統べる正体不明のメカニカルアンドロイド。自我を持ったアンドロイドではなくネットにより遠隔でアンドロイドボディを操作しているものと思われる。ネット上の情報の収集に長けており電脳犯罪のテクニックも含めて対電脳スキルは超一流。くわえてメカニカルボディである事を活かした肉弾戦闘にも優れており銃火器などにも一切ひるまない。人を喰ったような軽いインテリ風の性格をしているが、自分の身を守るためには七審/セブン・カウンシルの存在が必要であることを自覚しており、他の6人の代表者との信頼関係を維持するために、彼らに有用な情報を提供することを心がけている。そのため、正体不明であるものの意外と他のメンバーはセブンの存在を許容していると言われる。そもそも東京アバディーンでの抗争を鎮めるためにセブン・カウンシルのシステムを王や天竜に提案して評議会を立ち上げたのも実はファイブである。実利主義で打算的であり抜目のない男。利害が一致している限りは絶対に裏切らない。顔面は無くフルフェイスのヘルメット状の姿をしており顔面に様々なデータや映像を表示して意思表示をする(無論、喋れる)。メカニカルボディの上に豪奢な三つ揃えのスーツを身に着けている。
【側近?:トリプルナンバー】
ファイブの配下となるメカニカルアンドロイド集団。シリアルナンバーが割り振られているが、ゾロ目三桁のナンバーは使い捨てボディではない幹部クラス。いずれもが三つ揃えのスーツを身に着けている(女性型はイブニングドレス)
111(トリプルワン)から999(トリプルナイン)まで揃っており、それぞれが独自に意思を持っている。だがファイブ同様、自我を有したアンドロイドのなのか、遠隔操作された単なる端末なのかは不明である。
次回、
第2章、サイドB第1話『魔窟の洋上楼閣都市⑦ 〔――罪――〕』
11月18日(金) 夜9時半公開予定です

















