表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR

男装少女の地獄生活シリーズ

男装少女の地獄生活12

掲載日:2026/06/17

登場人物紹介


・ルイ アルマーノ

レベル668。母親を幼くしてなくし、父親は女であるから弱くあるという思考を捨てさせるため、男のように一人称から服装まで物語のようにしている。戦闘技術は全てメイドが教え込んだ賜物である。

煉獄魔法、悪魔魔法、召喚魔法、爆破魔法、氷結魔法、風魔法、爆破魔法を習得している。

何やらジャンヌに提案があるようだが果たして?


・ユー アジダハーカ

 闇属性の竜の末裔にして人間界から追放されし種族。ドラゴンの姿でダンジョン近くの王国の兵士に殺されそうになっているところをハイクス配下の当時のメイド長に助けられた。竜の姿でも擬人化した姿でもどちらの形態での戦闘にも長けている。

闇魔法、破滅魔法、煉獄魔法、悪魔属性、巨竜化を完全習得している。また短距離の転移を最近習得した。レベルは911


・ジャンヌ=ダルク

神の代理人と人間界で呼ばれる人間の一人。御旗の中ではだれ一人死ぬことは許されず、生命活動の停止も許されないアンデットとなる。意識なども範囲外に出るか、トールハンマー起動までは継続される。本人たちの目線からは傷などは一切受けていないように見えるため、不死の力を与えられてると思わせている。

英雄と呼ばれた仲間は今や効果が切れれば動かぬ屍となる。絶体絶命の時にルイから提案を持ち掛けられた。果たして彼女の目論見とは?

「魔王はもちろん倒します! 何を言っているんですか?」

 ジャンヌダルクは虚勢を張る。味方は御旗で生存しているように見えているだけだ。とてもじゃないが魔王と、目の前の明らかに魔王より強そうな美青年を倒す火力は無い。魔王を倒すにしてもあの技しか……


「ルイ……貴様どういうつもりだ!」

 大王ハイクスアルマーノは明らかに激高している。ルイはため息をつきながら、やれやれと首を横に振る。

「父上、いや魔王ハイクス。貴方は元老会と対立後、散々部下を処刑してきた。私の兄でさえ……手にかけて…これ以上の対立と不和は私が許さない!」

 そう言って父親に容赦なく貫通属性の高火力魔法を放つ。英雄たちの破れなかった魔法防御を意とも容易く突き破り、明らかなダメージを与えた。


「ジャンヌさん、どーすんの? 協力しないなら先にあなたのその()から折るけど?」

 ジャンヌは自分の旗を見上げる。物心ついた頃から修道院で持たされたこの旗。戦争でも、近接戦闘で武器として使った時でも、決して折れることはなかった。それが今、魔族に加担しなければ折ると脅されている。

「待てよジャンヌ…その魔王を倒す技は()()()()()()()()()()()()?」

 後ろを振り返るとフォートス、ジェノ、イオ、アランの4人がふらつきながら彼女を睨んだ。


「俺らはもう生きてねぇ。そんな気はしているが死ぬつもりもねぇ…まして魔族の為なんかにな」

「ふーん、でもさぁ…僕が旗を折ったら君たち死ぬよ?」

「魔族の為に死ぬくらいならここで朽ち果てた方がマシじゃよ……そんなことも分からんか小童(こわっぱ)

「ふーん? じゃあジャンヌちゃんに決めてもらおっか!」

 

 ルイが再び姿を消したかと思うと、4人の目の前に分身する。分身体はそのまま英雄一行をジャンヌを除いて蹴り飛ばした。御旗の範囲ギリギリまで吹き飛ばされる。

「走って20秒かなぁ? 考えてネ」

 雄たけびを上げながら走るアンデット4体、魔法の詠唱を始める魔王。いつの間にかいなくなっている少女…このままでは共倒れになってしまう…


「ごめんなさい…”トールハンマー”‼」

 神の雷が御旗の先端より放たれ、アンデットから生気をひとかけらも残さず吸収する。それは、魔王の腹部を貫き、消し飛ばした。

「おのれ…憎き娘よ…憎き人間よ……おのれ、おのれぇぇ!」


 魔王が消滅し、そこには神の雷の残滓だけが残るん倒します! 何を言っているんですか?」

 ジャンヌダルクは虚勢を張る。味方は御旗で生存しているように見えているだけだ。とてもじゃないが魔王と、目の前の明らかに魔王より強そうな美青年を倒す火力は無い。魔王を倒すにしてもあの技しか……


「ルイ……貴様どういうつもりだ!」

 大王ハイクスアルマーノは明らかに激高している。ルイはため息をつきながら、やれやれと首を横に振る。

「父上、いや魔王ハイクス。貴方は元老会と対立後、散々部下を処刑してきた。私の兄でさえ……手にかけて…これ以上の対立と不和は私が許さない!」

 そう言って父親に容赦なく貫通属性の高火力魔法を放つ。英雄たちの破れなかった魔法防御を意とも容易く突き破り、明らかなダメージを与えた。


「ジャンヌさん、どーすんの? 協力しないなら先にあなたのその()から折るけど?」

 ジャンヌは自分の旗を見上げる。物心ついた頃から修道院で持たされたこの旗。戦争でも、近接戦闘で武器として使った時でも、決して折れることはなかった。それが今、魔族に加担しなければ折ると脅されている。

「待てよジャンヌ…その魔王を倒す技は()()()()()()()()()()()()?」

 後ろを振り返るとフォートス、ジェノ、イオ、アランの4人がふらつきながら彼女を睨んだ。


「俺らはもう生きてねぇ。そんな気はしているが死ぬつもりもねぇ…まして魔族の為なんかにな」

「ふーん、でもさぁ…僕が旗を折ったら君たち死ぬよ?」

「魔族の為に死ぬくらいならここで朽ち果てた方がマシじゃよ……そんなことも分からんか小童(こわっぱ)

「ふーん? じゃあジャンヌちゃんに決めてもらおっか!」

 

 ルイが再び姿を消したかと思うと、4人の目の前に分身する。分身体はそのまま英雄一行をジャンヌを除いて蹴り飛ばした。御旗の範囲ギリギリまで吹き飛ばされる。

「走って20秒かなぁ? 考えてネ」

 雄たけびを上げながら走るアンデット4体、魔法の詠唱を始める魔王。いつの間にかいなくなっている少女…このままでは共倒れになってしまう…


「ごめんなさい…”トールハンマー”‼」

 神の雷が御旗の先端より放たれ、アンデットから生気をひとかけらも残さず吸収する。それは、魔王の腹部を貫き、消し飛ばした。

「おのれ…憎き娘よ…憎き人間よ……おのれ、おのれぇぇ!」


 魔王が消滅し、そこには神の雷の残滓だけが残る。

「みんな…」

「はいはい、おめでとうー」

 先程の少女が拍手をしながら地面に降りてくる。

「なぜ私を生き残らせたのですか? 貴女なら私も魔王も殺せたでしょう」

「やだなぁ、魔王が死んだっていう証人がいないと困るじゃん? それと、盟約も結んでほしいし」


 ジャンヌは固唾を呑む。一体どんな盟約を結ばれるか、恐怖で旗を持つ手が震える。

「簡単だよ、魔王を倒したという証人として国に生きて返す代わりに…個々の入り口を封印して手出し出来ない様にしてほしい」

「そんなことでいいのですか?」

「私が正統継承者なんだけど、正直戦いたくないんだよね。だってそのせいで母上は死んだし、父上は暴虐の限りを尽くすようになったし。だから、生きて返してあげる」


 数時間後、入り口に戻ってきたジャンヌは封印の魔法を唱える。今まで吸ってきた生命力を御旗から解放し、封印の力とした。向こう1000年は解けない封印となり、帰国した彼女は魔王を討伐し、唯一返った勇者として後世まで語り継がれた。


「ユー…起きて」

「ん、ここは…?」

 ルイが膝枕している状態でユーは目覚める。痛みはほぼ引いているが、あの神聖魔法は火傷のようにヒリヒリと皮膚を傷める。


「お嬢様、ここは?」

「別邸だけど、今度からメイド専用の館になるよ。父上は死んだ、これ以上争わなくていいんだ…」

「そう、ですか。大王様はお亡くなりに…」

「うん、立派な最期だったよ」


 そう言って涙ぐむユーの頬にキスをするルイ。事実を知っているのはルクスリッチ、元老会だけ、以降この地下世界ではこう語られることになる。


”勇者と相打ちとなった先代魔王の妃様がいらっしゃられた。彼女の生んだ少女を大王様は強くあってほしいと、男のように育てよと配下に命じた。

 ある時、人間達が地下世界へ踏み込み、住人は総力を挙げて戦った。5人が最後に残り、大王様と相対した。激しい戦いでついに英雄と呼ばれし人間を退けるも、大王様は深い傷を負い亡くなられた。以降、我らがルイアルマーノ様が新たな女王となり、この世界を納めている…”


と、


 今日、新女王ルイは、模擬戦闘を行って大浴場にメイド長含む数人と一緒にお風呂に入り、寝室に向かう。争いの多年ある人間が入れない世界で自分の直属メイド、ユーアジダハーカと布団にもぐる。

 お互いを抱きしめ、もう離さないと言わんばかりの強さで抱き、キスをする。


 事実を知る者、知らない者。どちらも変わらず、”女王万歳”と口を揃えて称賛する。向こう1000年平和な月日が流れるのであった。

 読者の皆様、最後までお読み頂きありがとうございました!

ルイとユーの物語いかがでしたでしょうか? 二人の愛情が皆さまにも伝わっていれば筆者としてとても嬉しいです!


 二人の物語はこれで幕を閉じます。二人の応援イラストをX(旧Twitter)でいくつか頂いており、大変嬉しく、この二人が愛されているなと思っております。

最後に、他の作品もお時間ある時に読んでいただけるととても喜びます。是非お立ち寄りください!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ