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選ばれた私の、触れるたび恋になる日々〜日常と特別が交差する、100話の胸キュン〜  作者: ふぁい(phi)
第三章

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87/100

第87話 初めてのサプライズ

週末。


「ちょっと外出しよう」

彼が誘う。


向かった先は、小さな花屋。

私の好きな花が並んでいる。


「君に渡したくて」

彼が小さなブーケを差し出す。


胸が一気に熱くなる。


「ありがとう…!」

思わず声が弾む。


手渡される瞬間、指先が軽く触れる。

その温度だけで、心臓が跳ねる。


「花を選ぶの、結構大変だったんだ」

彼が照れくさそうに笑う。


私も笑顔で応える。

「でも、嬉しいよ」


午後は公園でピクニック。

手作りのお弁当を並べ、肩を寄せ合う。


視線が合うたびに、

甘さと胸の高鳴りが混ざる。


「こういう時間、ずっと続けばいいな」

小声で彼がつぶやく。


「私も」

自然に微笑み返す。


短い触れ合いと視線だけで、

心が満たされる。


恋人として初めてのサプライズ。

甘さの波は、今日、最高点に達した。


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