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選ばれた私の、触れるたび恋になる日々〜日常と特別が交差する、100話の胸キュン〜  作者: ふぁい(phi)
第三章

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82/100

第82話 仲直りの甘さ

翌日。


昨日の小さな誤解は、

もう心の中には残っていない。


待ち合わせの駅。

彼の笑顔を見ただけで、

胸がじんわり温かくなる。


「おはよう」

微笑みながら挨拶すると、彼も笑顔で応える。


カフェで朝食。

隣同士で座るだけで、心地よい距離感。


肘が触れるたび、胸が少し跳ねる。

視線が合うだけで、笑顔が自然にこぼれる。


「昨日はごめんね」

私が小さくつぶやく。


「俺も。もう気にしてない」

彼も微笑む。


手を軽く握る。

その温もりだけで、昨日の波は消える。


帰り道、並んで歩く。

自然なリズムで手を絡める。

お互いの呼吸と体温が、心地よく混ざる。


日常の中の小さな甘さ。

こうした瞬間こそ、

恋人としての絆を育む。


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