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選ばれた私の、触れるたび恋になる日々〜日常と特別が交差する、100話の胸キュン〜  作者: ふぁい(phi)
第三章

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80/100

第80話 二人だけの休日

日曜日。


久しぶりに予定が空いた二人。


「今日は何する?」

彼が嬉しそうに尋ねる。


「散歩して、そのあとカフェ?」

私も微笑む。


朝の光が差し込む街を手をつないで歩く。


風が少し冷たいけど、手の温もりが心地いい。


公園に寄り道。

ベンチに座ると、

肩が触れ、肘が少し絡む。


小さな触れ合いで胸が跳ねる。


「こうして並んでるだけで幸せだね」

私がつぶやく。


「うん、俺も」

彼も微笑む。


昼食は小さなカフェ。

隣同士で座り、自然に肘が触れる。


視線が合うたびに、

心臓が速くなる。


手を握ることはまだない。

でも、距離の近さが甘さを十分に伝える。


午後は街を歩きながら、本屋や雑貨屋を巡る。


「これ、君に似合いそう」

彼が小さな雑貨を手に取る。


「ありがとう、嬉しい」

微笑みながら受け取る私。


帰り道、

夕暮れの光に照らされながら、

手をつなぎ歩く。


日常の中にある、小さな特別。

恋人としての甘さは、

特別なイベントよりも、こうした瞬間に宿る。

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