表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
選ばれた私の、触れるたび恋になる日々〜日常と特別が交差する、100話の胸キュン〜  作者: ふぁい(phi)
第三章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

78/100

第78話 初めての小さな喧嘩

週末。


二人でショッピングモールに来ていた。


でも、ふとしたことで空気が変わる。


「ねぇ、この色どう思う?」

私がバッグを手に取り聞く。


「んー、ちょっと派手すぎじゃない?」

彼の声は穏やかだが、微妙に距離を感じる。


「え、でも前から欲しかったのに…」

少しだけ不満が混じる。


彼は眉をひそめる。

「いや、似合わないって言ってるだけ」


互いに少しイライラ。

声は小さいけれど、

心の中は波立つ。


ベンチに座って少し沈黙。


私は息を吐く。

「ごめん、私が敏感になってる」


彼も少し笑う。

「俺も、ごめん。言い方が悪かった」


手をつなぐ。

握る力が、柔らかくなったのを感じる。


小さな喧嘩は、

距離を感じる瞬間でありながら、

互いの気持ちを再確認するチャンスでもある。


「もう大丈夫?」

私が聞く。


「うん、大丈夫」

彼が微笑む。


笑顔を交わすだけで、

緊張が溶け、甘さが戻る。


恋人としての初めての小さな喧嘩。

短い時間で終わるけれど、

その波が二人を少し強くする。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ