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選ばれた私の、触れるたび恋になる日々〜日常と特別が交差する、100話の胸キュン〜  作者: ふぁい(phi)
第二章

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73/100

第73話 小さな緊張の影

平日の夕方。


二人で帰宅途中、偶然、彼の仕事仲間と遭遇する。


「お疲れ様です!」

元気な声に、心臓が跳ねる。


私はすぐに笑顔で挨拶するけれど、内心は少しざわつく。


彼も軽く会釈を返すが、目が一瞬だけ私を確認する。


その一瞬が、妙に胸を締め付ける。


「大丈夫?」

歩きながら彼に尋ねる。


「うん、全然」

少し照れくさそうに答える彼。


でも、その微妙な距離感が、

昨日までの甘さを思い出させる。


「でも、ちょっと気になった?」

私は小さく笑う。


「……少しね」

彼も笑う。


それだけで、心のざわつきは収まる。


触れずとも、視線や距離で確認できる。

これが、二人の信頼の形。


帰宅後、布団に入ると、手をそっと握られる。

軽い触れ合いだけでも、昨日の甘さを思い出す。


小さな緊張の影は、

二人の関係を崩すものではなく、

むしろ、絆を再確認させる試練。


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