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選ばれた私の、触れるたび恋になる日々〜日常と特別が交差する、100話の胸キュン〜  作者: ふぁい(phi)
第二章

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72/100

第72話 距離を確認する日

週末。


少しだけ空いた時間。

二人でカフェに行くことになった。


店内は静かで、心地よい音楽が流れる。

窓際の席に座り、

互いの手はまだ触れない。


「最近、どう感じてる?」

彼が、ふと尋ねる。


私は少し迷いながら答える。


「甘さも緊張も、ちょうどいい」

「でも、まだドキドキする」


彼は微笑む。

「俺も同じだ」


言葉だけで、互いの距離を確認する。

触れずに、心を確かめ合う。


窓の外の通りを眺めながら、

私は思う。


距離を保つことで、

関係が壊れないこともある。


でも、その距離を間違えると、

不安になる。


「だから、こうして確かめる時間も大事だね」

私がつぶやく。


彼が手を少しだけ重ねる。

短く、触れるだけ。


その瞬間、

心臓が少し早くなる。


触れ方は控えめ。

でも、意味は十分に伝わる。


カフェを出て、

駅まで歩く。


手は触れない。

でも、歩幅を合わせるだけで、

心の距離は縮まる。


二人にとっての距離感。

甘さと緊張を保つためのルール。

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