表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ごーすと  作者: らゐをふ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/7

#私 2

ごめんなさいもう二話更新の約束すっぽかします!

でも更新だけでもしてるので大目に見てください…!

 どうせこんな学校のことだ、すぐに事件は判明されない。私達は夜静かになるまでオタク話に花を一方的に咲かし続けられていった。


 真夜中に親友の家にあがる。親も寝静まっていると予想しそろりそろりと歩いていたが留守にしていると後から話され無駄な緊張をしていたことに頬を膨らませた。

「お主…本当に入れ替わったでござるよな?」

「今更になって疑うの?」

「いや いくら親友とはいえ異性を家に入れる事に違和感を感じてしまって」

 そういやそうだ。今の私は女で、体は前のものと違う。こちらとしては何も感じていなかったが親友からしたら変なモノであろう。

「まさか私をそういう目で見る気?」

「んなバカな」

「そうだよね 愛しのサファイアが居るのに私なんて…」

「それはまた違いますぞ!!」

 大きな声で否定される。推しに勝てる訳ない私へのフォローをしてくれるのだろうか。

「推しは『推し』であってそのような対象になるわけない!!」

 はーん。フォローじゃないなこれは。

「推しに恋する事を決して否定する訳ではないが拙者はそのままの推しでいる事が好きであるわけで繋がれたいという訳ではなく将来結婚しようが推しの幸せなら祝福する事もファンの心構えなのですぞ!!」

「わかったから!ごめんて!」

 推しに対する熱い情熱は屋上でも散々聞いたから。

「さっきも言いましたぞ!」

 やっぱ聞いてなかったわ。

「まぁ推しに対する普及はこれからまだまだするとして」

(まだするんだ)

「しばらくは拙者の部屋で隠れていると良い 元の家族に心配をかけてしまうだろうが説明など出来なかろう」

 家族とはどっちを指すのだろう。女である私の家族か男だった私の家族。何故かどちらも思い出せずにいて怖くなる。少しずつ前の体の記憶が無くなってきている?

「今日はもう休め 拙者は違う部屋に行くからまた…」

「ひとりにしないで」

「推しの配信があるが故」

 行ってしまった。私と推しどっちが大事なんだよ…そりゃ推しか。散らかっているベッドに潜りこれからを考えようとする。しかし疲れているのかすぐに意識が遠くなっていった。


 目が覚めても、髪は長いし胸が重い。部屋を見渡すと床にモニターを抱きしめた親友が寝ていた。配信見つつも一緒に居てくれたのか。欲張りめ、蹴って起こし学校はどうすると聞く。屋上の死体がどうなったか確認しないといけないと言って学校へ向かってしまった。

 本当に一人になってしまった。帰ってくるまでの時間女になったらやってみたい夢を叶えてしまおうか。

「このたっかい声で歌わねば!」

 歌うのが好きだ。誰かに聞かせる訳でもないが、歌うだけで心が安らぐ。今までと違う声になったと言う事は歌えなかった曲に挑戦できるという事。親友が帰って来るまで、バカの様に騒ぎ散らかそう。


 それから何時間経っただろうか。いつ帰ってきてもおかしくない時間にチャイムが鳴る。鍵でも忘れたのだろうか、躊躇わずに迎えに行った。

「…初めまして」

 同じ学校の制服。年下の女の子。親友ではない事に疑問符を浮かべていると続けて言った。

「あなたが先輩を殺したんですか?」

 途端に息が詰まる。一見しただけでは誰かわからなかった。男だった時に何度か目が合った人。私からしたらそれ以上でもそれ以下でもなかったのに、その人は今にも泣き出しそうな目でこちらを睨んでいた。

「好きだったのに…何も出来なかったのに…!」

 好いていただと、孤高の存在だったあの時期に。一瞬喜んでしまったがすぐに冷静になる。今の私は、そいつを殺した犯人でしかない。

「何を証拠に…」

 なんとかはぐらかせないか。必死の思いで言葉を探す。

「先輩の事はなんでも知りたかったんです あなたと屋上で会った事もその屋上であなたが殺したことも!」

 首に掛かった望遠鏡を指差しながら言った。ストーカーかよ。

「なぜ殺したのかには興味がありません」

 ここまで説明して脱力するように目を閉じて深呼吸し始める。落ち着いてくれたのだろうか。

「あなたを殺して先輩に褒めてもらいます!」

 カッターを取り出し襲いかかってくる。そんなもので殺されるわけないだろうが目から本気を伺える。刺そうとする刃を手で掴み止める。だが怒りの怪力なのか刃はズプズプ手に吸い込まれ赤い汁が滲み出る。痛みに怯んだ瞬間頬にもう一本のカッターがぐさりと刺さる。

「褒めてくれますよね!先輩!」

 褒めるわけないだろ。叫びたかった口にもカッターを突っ込まれた。首に、肩に、胸に、何本もの刃が刺さっていく。一体どこから取り出しているのだろうか、そんなことを考える前に意識はどこかへ行ってしまった。


 痛いのかさえ感じない中、少しだけ目が開く。その視界には親友が居た。情けなく泣いている。

 声も聞こえない。考える事も出来ない。また死んでしまうのか。実に情けない。

「…がとう …めん…」

 血だらけの口で伝えたかった事。はっきりは言えなかったけど、こんな俺に、構ってくれて、話してくれて…




「あ…」

 強く手を握る。拙者だった者を。何も力になれなかった後悔を…あれ?

「…」

 死にゆく者が笑顔になる。待て、そんなこと望んでいない。待って、なんで

三日坊主ならぬ3週間坊主…いや続けているだけでも頑張っているんだと自分に言い聞かせてます。

はい、反省はしてます。でも次回も一話更新です。反省してます。ごめんでござる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ