転生
旦那と嫁とローンを組んだ新居を持って転生!
でも、ローンや光熱費が結構かかる?!
新婚ならではの喧嘩をしたり?お互いの知らなかった一面を知ったり?
王道異世界転生物語!
旦那と嫁と異世界転生
春。
結婚式も終わり、おそろいのマグカップを棚にしまう。
背伸びをしてローンを組んだ一軒家。
旦那「これから、よろしくな。」
嫁「こちらこそ。」
微笑みを交し合い、優しい空気が漂う。順風満帆という言葉が似合う二人。
外では50年に一度の流星群が流れている。二人の未来を照らすようだ。
買ったばかりのダブルベッドに横になり未来に思いをはせ、目を閉じる。
嫁「ここは?」
見渡す限り真っ白な場所に嫁と二人。
旦那(あぁ、夢を見ているんだ。)
夢の中まで二人でいるだなんて、なんて幸せなのだろう。そんな幸せをかみしめていると、そこに白いふわふわのドレスワンピースを着た女の人が現れた。
?「いきなりですが、あなた方は亡くなりました。」
本当にいきなりだ、なんてことを言うのだ、幸せすぎて夢までリア充爆発しろとか言い出すということなのか?
?「信じられないとは思いますが、あなた方が眠りについた後、流星群の一つが新居に落ちたのです。」
大きな画面で動画が流れる。本当に新居が大きな隕石によって潰されている。
旦那「え?…俺の新居…。俺のローン…。」
?「あまりにも可哀想ですから、異世界転移をさせてあげます。」
漫画やアニメで聞いたことはある。むしろ、夫婦共々大好きだ。もちろんどんなスキルやチートを貰うかなんて妄想はいくらでもした。
旦那「どんな世界なんですか?スキルは?持って行けるものは?!」
?「落ち着いてください。飲み込みが早くて助かります。では、言語理解、最低限世界知識を付与致します。最低限の持ち物もお渡ししますので、他にスキルや適正を2つずつ与えましょう。」
2つも貰えるのか!これはありがたい。
最低限世界知識のおかげで、魔物がいて、魔法があって、冒険者がいる王道異世界だとわかった。
嫁「あのっ!魔法適正とか、大雑把ですけどいいですか?」
嫁はゲームでも魔法使いをよく使っていた。攻撃魔法も、回復魔法もキャラによって使い分けていたっけ。それなら俺は…
旦那「じゃあ!俺は武器適正お願いします!」
?「おふたりとも分かりました。お嫁様には魔法適正、旦那様には武器適正を付与致します。それでは残り1つをお考え下さい。」
ナイス嫁!俺なら炎魔法!大剣!なんて言いうところだった。幅が広くなったことによってできることも増えそうだ。
あとはそうだな…。インベントリとかアイテムボックスとかそういうのが欲しいな。旅をするならテントみたいなのも欲しい。。そうだ!
旦那「あの。新居とかって、異空間的な感じで持っていくことできたりしますか?…その。頑張ってローンも組んだもので。お別れは悲しくて。ついでに…アイテムボックス的な要素もあると…なんて。だめでしょうか?」
?「構いませんが…そうなるとローンは組んだままでもよろしいでしょうか?維持するための費用ということで、光熱費なんかを頂いても?」
旦那「まあ、構わないけど…」
元々払う予定だったし仕方ない。ということにしておこう。
嫁「私は、鑑定スキルをお願いします。何かと便利なので。」
?「わかりました。鑑定スキルを授けましょう。」
?「これで準備が整いましたね。それでは、良き異世界ライフを。」
あぁ、楽しみだ!魔法に魔物に冒険者!大好きな嫁と2人どんな冒険をしようか?!
クラスが転生したり、友達と転生するのって多いけど、夫婦ってないですよね?
私の旦那は魔法!私は弓!という遠距離夫婦ですが、異世界Love!漫画Love!何とか続きを書きたいです。。かなりの筆遅ですが、応援よろひしくお願いします!